2008年10月22日

Pink Floyd "Atom Heart Mother" (1970)

オーケストラな響きを放つ名盤

nakaQがこのアルバムを聴いたのは高校の頃に授業として部活動があって、音楽鑑賞部なるレコード音楽を講堂で聴くという非創造的な部に所属していたのですが、その顧問の先生がロックばかりかけるコアな先生で、その時このアルバムがかかり、「随分とオーケストラな印象のロックだな」と感じた覚えがあります。

今回、30年近く経って再び聴いたのですが、やはりイメージは変わらずオーケストラなロックでした。ロン・ギーシンなる現代音楽家と組んで作ったということで、納得したのですが、とにかくブルース・ロック的なテイストと、明るく輝かしく、時に前衛で奇抜な印象の芸術音楽的パートがとても上手く融合した作品と思います。

これは特にタイトルチューンでもある1曲目'Atom Heart Mother'で顕著にその成果が現れており、高揚感のあるブラスによる主題が特に良いと思います。また、中盤のDavid Guilmourのブルージーなギターソロのパートもとてもよいです。すごいテクニックだとは思わないのですが、説得力のあるソロという感じで、まあバカ速くなくてもこんなギターがいいよね、なんて和んでしまう出来です。

大曲の1曲目以外では、'Summer '68'が好きです。この曲もブラスが活躍するのですが、いかにも60年代然としたポップな曲調と、The Beach Boysを思わせるコーラスがごきげんです。

nakaQ評価:★★★★★

Pink Floyd "Atom Heart Mother"
Atom Heart Mother

曲目リスト

1. Atom Heart Mother: Father's Shout/Breast Milky/Mother Fore/Funky Dung
2. If
3. Summer '68
4. Fat Old Sun
5. Alan's Psychedelic Breakfast: Rise and Shine/Sunny Side Up/Morning ...
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2008年10月09日

Jethro Tull "Minstrel In The Gallery"(1975)

アコースティックな叙情性とエレクトリックなロックっぽさを併せ持った作品

Jethro Tull 9作目の本作品は、アコースティックギターによる叙情性とエレクトリックギターを大きくフィーチャーしたソリッドなロックっぽさを併せ持った作品に仕上がっています。

冒頭のタイトルチューン'Minstrel In The Gallery'はまさにアコースティックな叙情とエレクトリックなロックの展開が聞ける、このアルバムでも代表的な曲です。エレクトリック部分はいかにも70年代ロックしていてかっこいいです。

3曲目の'Black Satin Dancer'もロックっぽさがかっこよかったりするのですが、本当にすごいのは呻きながらフルートを吹くIan Andersonで、迫力ものです。

6曲目の'Baker St. Muse'はアコースティックギターとストリングスが美しいパートに、ギターとフルートのインタープレイもフィーチャーしたエレクトリックパートが続き、とても聴き応えのある組曲に仕上がっています。終曲部での大盛り上がりはFrank Zappaを思わせる盛り上がりぶりですが、Ian Andersonという人はFrank Zappaに比肩しうる大音楽家、という感じがします。

nakaQ評価:★★★★

Jethro Tull "Minstrel in the Gallery"(1975)
Minstrel in the Gallery

曲目リスト

1. Minstrel In The Gallery
2. Cold Wind To Valhalla
3. Black Satin Dancer
4. Requiem
5. One White Duck/O10=Nothing At All
6. Baker St. Muse: Pig-Me And The Whore/Nice Little Tune/Crush-Barrier Waltzer/Mother England Reverie
7. Grace
8. Summerdays Sands
9. March The Mad Scientist
10. Pan Dance
11. Minstrel In The Gallery (Live)
12. Cold Wind To Valhalla (Live)
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2008年09月23日

Jethro Tull "Songs From The Wood" (1977)

ケルトで、トラッドで、プログレッシブな傑作

一聴したところはとてもアコースティックな印象の音楽なのですが、実際はシンセサイザやエレクトリックギターも随分と活躍しており、Yesなどのプログレッシブロックとほぼ同じ志向性の作品です。一聴した際の印象はアコースティックギターの多用やフルートによるところが大きいようです。また、さりげなく変拍子っぽくなったりするところもプログレっぽくていいです。

それにしても、テーマからして森の音楽というくらいですから、まさにケルトトラッドな世界が展開されています。最もケルトっぽいのは'The Whistler'だと思うのですが、ケルト舞踏そのもののダイナミズムに溢れており、とてもよいと思います。特に初期のThe Corrsにはもろケルト舞踏な曲がありますが、全く同様のイメージです。

'Cup Of Wonder'も明快なリズム感を持った、ノリのよい曲です。曲調も明るく、名曲の続くこの作品の中でもとても好きな曲です。

続く'Hunting Girl'はマイナーな曲調ですが、ロックを感じさせる曲で、この曲もとても好きです。フランジャーで強烈なモジュレーションをかけたギターが効果的です。

'Pibroch(Cup In Hand)'は冒頭・曲末尾のギターソロがちょっと重苦しく感じますが、同時にロックっぽい重厚さに溢れています。組曲的に長い曲になっており、この作品の大きな山場を形成します。

nakaQ評価:★★★★★

Jethro Tull "Songs from the Wood"
Songs from the Wood

曲目リスト

1. Songs From The Wood
2. Jack In The Green
3. Cup Of Wonder
4. Hunting Girl
5. Ring Out Solstice Bells
6. Velvet Green
7. Whistler
8. Pibroch (Cap In Hand)
9. Fire At Midnight
10. Beltane
11. Velvet Green (Live)
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2008年07月25日

The Pop Group "Y" (1979)

尖鋭なファンク

The Pop Groupのこのアルバムは、なによりジャケットがすばらしい。ずっと聴く機会がなくて最近聞いてみたのですが、第一印象は「なんじゃこりゃ?」。もっとバーバリスティックな音楽を想像していたのですが、意外にソフィスティケートされているし、ダブっぽい音場処理もなんだか興ざめに感じました。が、何度か聴いているうちに、やっぱり名盤だぞ、と確信するに至りました。

冒頭の'She is beyond Good and Evil'はオリジナルには収録されていなかったシングル曲ということですが、ノリのよさと、図太いファンクがごきげんなナンバーです。ただ、後の曲と比べるとやはり「ポップさ」が際立っていて、ちょっと異色な印象を与えます。

2曲目以降本来のこのアルバムが展開されますが、とてもかっこいい反面シリアスな印象です。'Thief of Fire'は特にファンクベースが大活躍し、サックスの咆哮を交えフリーキーにファンキーに曲が展開します。

音楽的に非常に美しい瞬間を見せるのも本作品のとてもよいところで、'Savage Sea'でのリリカルなピアノやストリングスなどとても美しい。やはり力量的にとても高い人たちだと感心させられます。

nakaQ評価:★★★★

The Pop Group "Y(最後の警告)"
Y(最後の警告)

1. シー・イズ・ビヨンド・グッド・アンド・イーヴィル(オリジナル未収録曲)
2. 戦火は消えない
3. スノーガール
4. 外人部隊の叫び
5. 狂気の時
6. サヴェージ・シー(狂った海に立ち向かった兵士)
7. 言葉は裏切り
8. 兵士のあがき
9. 人類回帰
10. 夢を売りわたすな
11. 3:38* 初CD化音源
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2008年07月20日

Amy Winehouse "Back To Black" (2006)

渋くって、胸キュン。

Amy Winehouseって結構深刻なアルコール中毒らしく、腕に彫られたタトゥーを見ても尋常じゃないことはわかるのですが、このアルバムはそんな彼女の豪放な一面は当然楽しめるものの、とっても胸キュンな感覚が新鮮な一枚です。

冒頭'Rehab'はもろにアルコール中毒のリハビリを勧められている彼女が'No,No,No'なんて言っている曲ですが、結構深刻な話題であるにもかかわらず50年代を思わせるノスタルジックなサウンドに乗せて明るく歌っています。彼女にとっては別に暗い話題を明るくするなんてどうでもよくって、自分の身近な話題を題材に1曲作ってみた、ってところなのでしょうが、このあたりのしたたかなプロ意識と、忘れていた郷愁をくすぐるサウンドがこの作品が大ヒットした要因でしょう。

タイトル曲の'Back To Black'はやはりこの作品のメインの雰囲気を決定している曲かと思います。この曲ではAmyの骨太い歌唱が前面にフィーチャーされていますが、やっぱりノスタルジックに胸キュンという感覚がたまらなく素敵です。

'He Can Only Hold Her'もとても素敵なメロディラインを持った1曲です。このアルバムはサウンド的には1発撮りに近い感触で、そんなに寝られた印象はないのですが、だからこそ音楽が本来持っているべき、そして最近のよく練られた音楽が失ってしまっている、心にストレートに届く感覚がたまらなく心地よい作品と言えると思います。2007年度グラミー賞で最優秀新人賞や最優秀楽曲賞など5部門で受賞しています。

nakaQ評価:★★★★

Amy Winehouse "Back to Black"
Back to Black

曲目リスト

1. Rehab
2. You Know I'm No Good
3. Me & Mr. Jones
4. Just Friends
5. Back to Black
6. Love Is a Losing Game
7. Tears Dry on Their Own
8. Wake Up Alone
9. Some Unholy War
10. He Can Only Hold Her

Amy Winehouse - Back to Black

Amy Winehouse - iTunes Festival: London - Amy Winehouse (Live)iTunes Festival: London - Amy Winehouse(Live)
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2008年06月29日

Big Brother & the Holding Company "Cheap Thrills" (1968)

Janis Joplinの豪放な歌唱が聴ける珠玉のライブ・アルバム

Alicia Keysが"As I Am"を'Roberta Flack meets Janis Joplin'なんて例えているように、Janis Joplinは新しい世代のアーティストからも常にリスペクトされ続ける存在ですが、その彼女のメジャーデビュー盤がBig Brother & the Holding Company名義の本作です。

とにかく、Janisの歌唱の迫力がすごい。"Pearl"も音楽的にとても素晴らしい作品だとは思いますが、60年代末の音楽シーンの熱さなりJanisの限界を知らない勢いを感じさせるのは本作のほうが一枚上です。

Janisの歌は当然すごいのですが、Big Brother & the Holding Companyの演奏もCosmicな感覚を感じさせ、とてもよいです。Cosmicな感覚というのは、当時Apollo計画で人類が月面に初めて到達した時代背景もあるのでしょうが、単なるブルースに留まらない、向こう見ずな宇宙感覚がバンドの演奏をとても魅力的にしています。代表曲は冒頭の'Combination Of The Two'でしょうか。高揚感のある、いかにも60年代ロックな曲調がとても心地よいオープニングとなっています。

'Pieces of My Heart'はnakaQがJanisの曲でもっとも好きな1曲です。バンド演奏は結構抑制が効いているのですが、Janisの歌唱が高揚するサビに向けて熱さを増し、サビでシャウトがまさに炸裂する、Janisを代表する曲と言って差し支えないと思います。絶妙のギターに加え饒舌なベースも聴きどころです。

'Ball and Chain'はオーソドックスなブルースをベースにした曲ですが、こんな演奏なり歌唱ではJanisの本来の持ち味が最大限に発揮され、当然Goodです。60年代のライブ演奏ということで、音質はそれなりですが、そんな中でもかなりクリアでよい録音ではないかと思います。へたくそバンドとして名高かったらしいBig Brother & the Holding Companyも、このアルバムでの演奏は素晴らしく、これだけの演奏をライブでできるバンドって今はそんなにいないのでは、なんて思ってしまいます。それだけ60年代末ってレベルが高かったのでしょか。

nakaQ評価:★★★★

Big Brother & the Holding Company "Cheap Thrills"(♪全曲試聴可)
Cheap Thrills

曲目リスト

1. Combination of the Two
2. I Need a Man to Love
3. Summertime
4. Piece of My Heart
5. Turtle Blues
6. Oh, Sweet Mary
7. Ball and Chain
8. Road Block [Studio Outtake][#][*]
9. Flower in the Sun [Studio Outtake][#][*]
10. Catch Me Daddy [Live][#][*]
11. Magic of Love [Live][#][*]
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2008年04月09日

YMO "BGM" (1981)

YMOの最高傑作

この作品はほぼリアルタイムで聴いていました。冒頭の2曲に代表される、ヨーロピアンテクノの退廃の影響を感じさせる楽曲に、当時とても感銘を受けたのですが、今聴いても感動は全く色褪せません。逆にアナログシンセなのにとてもいい音を出していることに驚きさえ覚えます。

ヨーロッパムードの代表曲は「バレエ」で、各楽器の音像ははっきりしているのに、全体として聴いたイメージは何ともいえずぼんやりとして、まさに退廃を漂わせます。メロディもかっこよく、YMOの曲の中でも大好きな1曲です。

この作品の魅力は何と言っても「1000のナイフ」と「キュー」というYMOを代表する名曲が収録されていることでしょう。「1000のナイフ」はライブでもよく演奏され、ライブパフォーマンスでは結構明るくノリのよい演奏になっていたりするのですが、このアルバムに収められているのはノイジーなシンセサイザを大胆にフィーチャーした衝撃的なバージョンです。ノイジーではありますが、とても美しい。両耳でボコボコ鳴る低音のシンセサイザも快感です。とにかく名曲。

「1000のナイフ」は坂本龍一の代表曲ですが、「キュー」は細野晴臣と高橋幸宏の2人の代表曲と言ってよいでしょう。臆面もなく大暴れするシンセベースがかっこよく、これにチベット風の旋律が乗る、YMOの楽曲の王道を行く曲です。

nakaQ評価:★★★★★

BGM
BGM

曲目リスト

1. BALLET〜バレエ
2. ミュージック・プランズ〜音楽の計画
3. ラップ・フェノメナ〜ラップ現象
4. ハッピーエンド
5. 1000ナイフス〜千のナイフ
6. CUE〜キュー
7. U.T.〜ユーティー
8. カムフラージュ
9. MASS〜マス
10. LOOM〜来るべきもの
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2008年04月05日

YMO "Technodelic" (1981)

サンプラが初めて使用された歴史的作品

YMOのこの作品は、今まで聴いていませんでした。リアルタイムで聴いていた友人が、これまでと全く違う、特にリズムが違うとかと言って、もういやになったというようなことを言っていたので、裏ジャケのサイケなメンバーの写真を見て、これは難しい作品なんだと思って敬遠しておりました。

で、今回、20数年して初めて聴いてみたのですが、とてもわかりやすいというか、少なくとも明るいイメージの作品であることに驚きました。変態的ということでは前作"BGM"のほうがねじれています。おそらくサンプラの導入によるところが大きいのだと思いますが、ねじれた音を追求するより、音素材を音としてはクリアな音で鳴らし、パーカッションとしての使い方ではっとさせる効果を狙うという方法論を確立したのでしょう。音楽的にも難解さよりダンサブルなビートが目立つ曲が多く、アルバムのイメージを明るいものにしています。

'Seoul Music〜京城音楽'はそんな開放感を感じさせる代表的な曲で、細野晴臣のスラップベースがファンクっぽさを強調します。曲調もYMOならではのオリエンタルムードに溢れており、このアルバムでも特に秀逸な一曲です。

'Taiso〜体操'はnakaQはあまり好きではないのですが、この作品を特徴付ける曲という意味でやはり外せません。「腕を前にあげてケイレンの運動」とか、当時のYMOの持っていたねじれたユーモアが溢れた曲で、やっぱり笑えません。どうも頭でっかちというか、根がまじめな人たちなのでお笑いには向いていない感じです。曲自体は軽快なアコースティックピアノが印象的な楽しい曲です。

'プロローグ〜前奏','エピローグ〜後奏'はサンプリング音を大きく活用した、印象的で美しい曲です。このアルバムのあと、実質的に活動停止状態になる彼らの到達点として感動を呼びます。

nakaQ評価:★★★★

YMO "TECHNODELIC"
テクノデリック

曲目リスト

1. ピュア・ジャム~ジャム
2. NEUE TANZ~新舞踊
3. ステアーズ~階段
4. SEOUL MUSIC~京城音楽
5. ライト・イン・ダークネス~灯
6. TAISO~体操
7. グラデイテッド・グレイ~灰色(グレイ)の段階
8. KEY~手掛かり
9. プロローグ~前奏
10. エピローグ~後奏
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2008年03月20日

"All Saints" (1997)

ちょっとDarkな味わいのガールグループ

ジャケット写真自体なんだか暗いのですが、All Saintsはガールグループながらちょっと暗めの音楽性を持ち味にしていたグループです。

nakaQはRed Hot Chili Peppersの'Under The Bridge'のプロモビデオでこのグループを知ったのですが、メロディがあるようなないような、奇妙な音楽だなと思った覚えがあります。サビはそこそこポップなのですが。で、いつだったか本家のRed Hot Chili Peppersのプロモも見たことがあるのですが、メロディはもっと奇妙で、オリジナルに比べるとAll Saintsのバージョンずっと音楽らしいことにびっくりした覚えがあります。Melanieがとてもかわいくて、nakaQはこのプロモが大好きなのですが、曲もnakaQにとってはやはりAll Saintsといえばこの曲、なんて思ってしまいます。

'I Know Where It's At'はDarkな持ち味満開の曲です。Darkとは言ってもBlack Musicのもつグルーブ感がそう感じさせるのかもしれません。美しいコーラスとしっかりしたリズムの作りこみで第1級のダンスチューンに仕上がっています。

'If You Want to Party (I Found Lovin')'はこのアルバムにあってはちょっと場違いに感じるほどポップで明るい曲調の楽しい曲です。nakaQ的にはこの手の明るさがもうちょっと多いほうが好みなんですが、よくも悪くもこのアルバムのAll Saintsは本格派R&B的なDarkさを強調しています。

nakaQ評価:★★★★

"All Saints"(♪一部試聴可)
All Saints

曲目リスト

1. Never Ever
2. Bootie Call
3. I Know Where It's At
4. Under the Bridge
5. Heaven
6. Alone
7. If You Want to Party (I Found Lovin')
8. Trapped
9. Beg
10. Lady Marmalade
11. Take the Key
12. War of Nerves

All Saints - All Saints試聴できます
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2008年02月23日

The Beatles "Rubber Soul" (1965)

中期The Beatlesの出発点

中期The Beatlesの出発点となっただけでなく、The Beach BoysのBrian Wilsonに衝撃を与えることで名盤"Pet Sounds"を生み、更にその"Pet Sounds"に衝撃を受けたThe BeatlesがRock史上最高の名盤"Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Band"を生み出すもととなった作品です。

Brian Wilsonがこの作品の一体どこにそんな衝撃を受けたのか、よくわかりませんが、アコースティックなアルバム云々とコメントしているらしいことから、やはり'Michelle'や'Girl'、'Norwegian Wood'といった看板曲に感銘を受けたようです。

'Michelle'と'Girl'は曲調もよく似ているし、Paulの'Michelle'に対するJohnの回答が'Girl'かな、なんて思ったりするのですが、この2曲に特徴的なのはとても中世的な香りを持った曲であることで、中期The Beatlesでバロック音楽っぽさが花開くきっかけとなった曲だと思います。

ところで、Brian WilsonはCapitol盤を聴いたらしいです。Capitol盤には'Drive My Car'も'Nowhere Man'も収録されていないのですが、どうして曲目から外したのか理解に苦しむほど、いずれも名曲です。

'Drive My Car'はSoulfulなPaulの歌唱が黒っぽさをかもし出していますが、見事なPaulのベースラインがとても印象的です。ベースラインというよりはギターリフのような感じで、饒舌さがこの曲の黒さを更に増す、かっこいいベースです。Brian Wilsonがこの曲のベースを聴いてショックを受けた、というのならよくわかるのですが・・・

'Nowhere Man'はコーラスグループ然としたコーラスワークと美しいメロディラインが非常に効果的な曲です。どちらかというとこの曲もアコースティックな印象があるのですが、その中にあって華やかな存在感をアピールするリードギターソロもすごく好きです。

なお、ジャケット画像は12"アナログ盤です。CDへのリンクは下のテキストリンクです。

nakaQ評価:★★★★

Rubber Soul [12 inch Analog]
Rubber Soul [12 inch Analog]

The Beatles "Rubber Soul"


曲目リスト

1. Drive My Car
2. Norwegian Wood (This Bird Has Flown)
3. You Won't See Me
4. Nowhere Man
5. Think for Yourself
6. Word
7. Michelle
8. What Goes On
9. Girl
10. I'm Looking Through You
11. In My Life
12. Wait
13. If I Needed Someone
14. Run for Your Life
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