2010年07月18日

Super Furry Animals "Dark Days, Light Years" (2009)

音楽好きのおっさんたちによる極上のポップミュージック

強烈なカバーに惹かれて聴いてみましたが、実にいろいろな要素を兼ね備えたおもしろいバンドだと思いました。

1960年代を思わせるポップや、泥臭いロックがある一方でPrinceを彷彿とさせるファンクチューンがあったり、エレクトロポップな曲があったりします。全般としてはベースの低音がクリアに捉えられた重厚サウンドで、オーディオ的な興味もそそられます。

まずは映像特典になっている'The Best of Neil Diamond'がパーカッションの妙味を含めよい曲と思います。トーキングボックスによるマウスワウで何やらスペーシーな効果を上げているギターもアナクロチックで素敵。

nakaQの聴いた盤はこの曲のプロモビデオが入っているのですが、とてもおっさんたちで、まずこのバンドのメンバーを正しく知る意味でとてもよいのではと思いました。知らずに聴いているととてもイケメンのお兄さん達のバンドと思ってしまう人がいそうです。

いかにもPrince的な導入で始まり、堂々たるへヴィメタルに発展する冒頭の'Crazy Naked Girls'もすごい曲です。叫ぶギターと力強いドラムが圧巻。

'Incovenience'はこのアルバムの中でもとてもRockっぽいかっこいい曲です。

冒頭に書いたように、このアルバムはジャケットのインパクトが大きいのですが、Amazonの画像データベースに2種類登録されていますのでどちらも載せておきます。

nakaQ評価:★★★★

Super Furry Aminals "Dark Days / Light Years"
ダーク・デイズ/ライト・イヤーズ

曲目リスト

1. Crazy Naked Girls.
2. Mt.
3. Moped Eyes.
4. Inaugural Trams.
5. Inconvenience.
6. Cardiff In The Sun.
7. The Very Best Of Neil Diamond.
8. Helium Hearts.
9. White Socks / Flip Flops.
10. Where Do You Wanna Go?
11. Lliwiau Llachar.
12. Pric

Super Furry Animals "Dark Days / Light Years"
Dark Days / Light Years

Dark
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2010年03月10日

YU-A "You Are My Love" (2009)

ソロで真価を発揮したYU-Aのデビュー作

Foxxi misQのYU-Aのソロデビュー作です。

nakaQ、Foxxi misQ時代からYU-Aは大好きですが、ソロアルバムとなると一抹の不安がありました。かわいさで圧倒的な存在感を示していましたが、DEMやCHiEの歌い方がとても素直で、YU-Aは個性が強すぎるように感じていたからです。でもこの作品は各楽曲の出来がとてもよく、YU-Aの歌唱も素晴らしいものに仕上がっています。

「逢いたい・・・」「嫌いになれたら」「Time goes by」「夕日」の4曲はどちらかというと静かな曲調のポップスで、打ち込み命のFace 2 fAKEプロディースのFoxxi misQにはなかったタイプの生演奏曲ですが、YU-Aがソロで歌うとすごくいい。nakaQは「夕日」がとても好きなのですが、YU-Aの良い面を引き出していると思います。すごく前向きにがんばろう、という気にさせてくれる曲です。

「シンデレラ」から「悲しい涙」まではFoxxi misQ路線のダンサブルナンバーです。中でも「Oh Yeah!!」はアルバム中最高のダイナマイトチューンですが、当然良いです。nakaQとしてはまたこんなカッコイイ曲で踊るYU-Aを見たく思います。「Time After Time」もいいです。Cyndi Lauperの原曲も好きなのですが、原曲のテイストを壊すことなくダンサブルに仕上がっており、とてもよい出来です。

「願い」から「the Love Bug」までは客演曲集というかfeat. YU-Aな曲ですが、いずれもYU-Aの歌が光るよい曲です。nakaQは「the Love Bug」がリズミックで、ボーカルエフェクトもコケットに決まっていて好きです。

思った以上の歌を聴かせてくれたYU-Aですが、このアルバムでは「Time goes by」以外のオリジナル曲や「Time After Time」の日本語詞を作詞していて、とてもよい出来でびっくりしました。YU-Aのアーティスティックな面をうまく引き出した一枚といってよいと思います。

nakaQ評価:★★★★

YU-A "You Are My Love"【初回限定盤】
You Are My Love【初回限定盤】

曲目リスト

1. 逢いたい…
2. 嫌いになれたら
3. Time goes by
4. シンデレラ
5. 大好きだから
6. Startline
7. Ah Yeah!!
8. Time After Time
9. 悲しい涙
10. 夕日
11. 願 feat.YU-A
12. 君がくれたもの feat.YU-A
13. the Love Bug〜YU-A de m-flo〜

YU-A "You Are My Love"【通常盤】
You Are My Love【通常盤】

YU-A - 逢いたい・・・ - Single - 逢いたい・・・YU-A 逢いたい・・・
YU-A - m-flo TRIBUTE ~maison de m-flo~ - the Love Bug~maison de m-flo~YU-A - m-flo TRIBUTE ~maison de m-flo~

YU-A  そばにいて、すぐ消えて。
そばにいて、すぐ消えて。
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2010年02月15日

Return To Forever "Returns Live at Montreux 2008" (2009)

第2期Return To Foreverの再結成ライブ

Return To ForeverはnakaQにとっては特別なグループです。特に"The Complete Concert"はnakaQがJazz/Fusionに入門したアルバムであり、出来栄え的にもいまだに最高に好きなアルバムです。1970年代のFusionの到達点であり、Chick Coreaの到達点と言ってよいかと思います。

"The Complete Concert"
は最終的にビッグバンド形態になったReturn To Foreverのとしてのライブアルバムでしたが、"Where Have I Known You Before"でロックバンド形態の演奏を聴いて、特にAl Di Meolaが加わったグループでのライブが出ないものか、とずっと思っておりました。

このライブの曲目では、まずは"Where Have I Known You Before"からの'Valcun Worlds'がよいです。冒頭のチャイムのフレーズは陳腐すぎるのですが、今回の演奏ではAlが適当にアレンジしてひどく陳腐には聴こえないようにしています。途中、Chickのソロが原曲にはなかったとてもブルージーな展開になるのですが、このあたりを含め、AlやStanleyのソロも期待を裏切らないよい出来と思います。

同じく"Where Have I Known You Before"からの'Song To The Pharaoh Kings'も、原曲もとても好きな曲でしたが、このライブでの演奏もとてもよいです。スタジオ録音の原曲では本当に計算されつくした曲展開で大きな盛り上がりを見せるのですが、この演奏はそこまではカチッとしていなくて、ライブ演奏らしいラフさがあります。Alのギターもすさまじく速いけれど、原曲ほどの構成美はないのですが、さすがにすばらしいソロです。

このアルバムでは同名のアルバムのタイトル曲'Romantic Warrior'がStanleyやLennyのソロを交え、最大の長さを誇る曲に仕上がっています。長さだけでなく、今やミドルの域も超えようかという彼らの円熟した境地が聴けるすばらしい演奏です。この曲がライブとしても終曲になっていたようですが、ロックバンド形態のReturn To Foreverとしてもこの境地を到達点として解散し、Chickはビッグバンド形態に移行させたのではないかといった感慨も抱かせられました。

nakaQはDVD版を購入したのですが、"Romantic Warrior"からの'The Duel of the Jester and the Tyrant"がボーナストラックとして収録されています。この曲はオリジナルのスタジオ録音では曲展開がなんともちぐはぐに感じ好きでなかったのですが、このライブ演奏はライブとしてのラフさもあり、それがよい方向に出て見直させられました。

nakaQとしては"The Complete Concert"を超えたかがひとつの大きな興味だったのですが、今のところ"The Complete Concert"のほうが構成がタイトで、出来はよいと思います。が、この作品も30年余りの年月を経て当時のままの素晴らしい演奏が展開されており、生涯の宝物の1作となることは間違いないと思います。

nakaQ評価:★★★★★

Return To Forever "Returns Live at Montreux 2008" (Btrs Dol Dts) [DVD] [Import]
Live at Montreux 2008 (Btrs Dol Dts) [DVD] [Import]

曲目リスト

1. Introduction
2. Hymn of the Seventh Galaxy
3. Vulcan Worlds
4. Sorceress
5. Song to the Pharaoh Kings
6. Al's Solo: Children's Song #3/Milonga del Angel/Falacci Improv
7. No Mystery
8. Chick's Solo: 88 + 10 A/Alice in Wonderland/88 + 1
9. Romantic Warrior
10. Bayo de Negro-Stanley's Solo
11. Lineage-Lenny's Solo
12. Romantic Warrior Continued
13. Lineage-Lenny's Solo
14. Al's Solo: Passion Grace & Fire/Mediterranean Sundance/Caf 1930/Spain
15. Friendship-Chick's Solo
16. Bayo de Negro
17. Duel of the Jester & The Tyrant

Return To Forever "Returns Live at Montreux 2008" (Btrs Dol Dts) [Blu-ray] [Import]
Live at Montreux 2008 (Btrs Dol Dts) [Blu-ray] [Import]

Return To Forever "Returns"
Returns

Return to Forever - Returns - Hymn of the Seventh Galaxy
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2009年12月19日

Fergie "The Dutchess" (2008)

Fergieの様々な面を見せるソロアルバム

Fergieがソロ・アーティストとしての地位を確立したソロデビュー作です。

The Black Eyed Peasの一方の顔でもあるFergieなので、will.i.amもずいぶんと気合の入った仕事をしています。具体的には、前半はThe Black Eyed Peasと同様のHip Hop路線ですが、後半になるにつれ、(nakaQはおそらくそうなんだと思うのですが、)Fergie本来の歌路線になります。

'Fergalicious'は刺激的なリズムトラックにFergieのコケティッシュな歌声が乗る軽快なナンバーで、プロモビデオの出来栄えといいこのアルバムを代表する曲です。

'London Bridge'も重いリズムに、こちらは少しけだるいFergieの声が乗ります。典型的なHip Hopナンバーで、こちらもFergieのコケティッシュな魅力が全開です。

'Big Girls Don't Cry'や'Finally'はWild Orchidで素晴らしい歌唱力を披露してくれていたFergieの歌が聴けるナンバーですが、特に'Finally'での歌はすばらしいです。nakaQとしてはこんなFergieがもっと聴きたいのですが、The Black Eyed Peasのwill.i.amと並ぶ顔としてこの路線でFergieが脱退してしまったりするとグループとしても困るでしょうから、難しいところでしょう。ともあれ、この作品でのFergieは、Wild Orchidほど歌いこんでおらず、いったんPopアーティストとしてのステータスを確立したといってよいでしょうか。

曲目リストの下に貼った画像リンクはDVD付の完結版で、nakaQもこの盤を購入しました。アルバムからの全プロモビデオが入っていますし、ボーナストラックとしてHeartの'Barracuda'が収録されていて、これもかなり聴き応えがありますので、おすすめします。
あとは、いつも通り、画像をたくさん貼っておきます。

nakaQ評価:★★★★★

Fergie "The Dutchess"
The Dutchess

曲目リスト

1. Fergalicious (Featuring Will.I.Am)
2. Clumsy
3. All That I Got (The Make Up Song) Featuring Will.I.Am
4. London Bridge
5. Pedestal
6. Voodoo Doll
7. Glamorous (Featuring Ludacris)
8. Here I Come
9. Velvet
10. Big Girls Don't Cry
11. Mary Jane Shoes (Featuring Rita Marley & The I-Three'S)
12. Losing My Ground
13. Finally

Fergie - The DutchessFergie "The Dutchess"

Fergie - The Dutchess (Deluxe Edition)Fergie "The Dutchess (Deluxe Edition)"

プリンセス・ファーギー:THE DUTCHESS~完結盤。(DVD付)
プリンセス・ファーギー:THE DUTCHESS~完結盤。(DVD付)

プリンセス・ファーギー:The Dutchess+3~決定盤。(期間限定特別価格)
プリンセス・ファーギー:The Dutchess+3~決定盤。(期間限定特別価格)

Big Girls Don't Cry
Big Girls Don't Cry

London Bridge
London Bridge

Clumsy
Clumsy

Fergalicious, Pt. 1
Fergalicious, Pt. 1


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2009年12月10日

Wild Orchid "Wild Orchid" (1997)

Fergieの原点

いまやThe Black Eyed Peasの紅一点とか、そんな肩書も不要なほどソロアーティストとしても成功を収めたFergieがデビューを飾ったのがこのWild Orchidであり、このデビューアルバムです。

最近のFergieはどちらかというとポップな曲調で、コケットさを全面に出した歌唱が特徴的だと思うのですが、このアルバムは正統派R&Bな作品に仕上がっています。nakaQは初め聴いたときは期待はずれな感じだったのですが、実はとても丁寧に作り込まれた上質の作品です。

ヒットシングルの'At Night I Play'はそんな彼女達の見事なまでの歌唱力が遺憾無く発揮された名曲です。歌い上げるFergieの歌唱が特に印象的です。nakaQの好きな矩形波シンセサイザのリリカルな音色も最高。

'Talk To Me'はずっしりとしたビートが魅力的なナンバーです。このアルバムのよい点としてこの曲のようにリズミックな曲とバラード調の曲のバランスがよいことが挙げられますが、とにかくダンサブルでよい曲と思います。

'My Tambourine'はよりハードエッジなファンクです。nakaQとしてはもう少しビートがタイトなほうが好みなのですが、まあこのくらい緩いほうが歌をじっくり聴かせるこのグループには合っているのかもしれません。

とにかく、「本当の音楽」を聴きたい向きにはとてもよい作品であることに間違いはありません。セクシーでグラマーなイメージで売っているFergieですが、そんな先入観抜きで聴いてみることをお勧めします。

nakaQ評価:★★★★

曲目リスト

1. At Night I Pray
2. Supernatural
3. I Won't Play the Fool
4. Talk to Me
5. River
6. You Don't Own Me
7. My Tambourine
8. Follow Me
9. He's Alright
10. Love Will Wait
11. Life

Wild Orchid
Wild Orchid

Wild Orchid - Wild Orchid
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2009年11月22日

Perfume "" (2009)

よりダンスビートが強まったPerfume


このアルバムを聴いてまず思うのは、ダンス(というかクラブ)色が強まったなということです。

中田ヤスタカはクラブの人ですし、これまでも「Perfumeにはポップスとして成立するものをドロップしている」旨のことを言っておられましたので、彼の本領に近いところに行きつつあるのかなという感はあります。

そんな研ぎ澄まされたビートが端的に現れたのが、'edge'や'Kiss and Music'などの曲でしょう。このあたりになるとポップというよりクラブ音楽そのものに近く、音数的にも過剰さは全くなく、Perfumeの3人の声もエフェクトが強くかかり人工的なテイストを強調します。シングル'ワンルーム・ディスコ'もこの路線と思うのですが、はじめ聴いた時はあんまり好きじゃなかったのですがアルバムの中で聴くといい曲だと思います。

すでにヒットしたシングル曲の'love the world'や'Dream Fighter'はダンスビートは強力ですが、'ワンルーム・ディスコ'ほどクラブ的でもなく、いわゆる親しみの持てるヒット曲といった趣です。シンセサイザの音色が愛らしい'love the world'、ブンブン唸るシンセベースが快感の'Dream Fighter'、いずれもサウンド的にもとてもすてきな曲です。

nakaQ的には'願い(Album-mix)'がとても魅力的です。生楽器に聞こえるストリングスがシンセサイザによるものなのかよくわかりませんが、祈るように繰り返されるリフレインといい"GAME"の'Puppy love'と同様に胸キュン度が高いです。Perfumeのアルバムは終曲にやられてしまいます。

例によって画像をたくさん貼っておきます。

nakaQ評価:★★★★

Perfume ""(♪試聴できます)
トライアングル(通常盤)

曲目リスト

1. Take off
2. love the world
3. Dream Fighter
4. edge <-mix>
5. NIGHT FLIGHT
6. Kiss and Music
7. Zero Gravity
8. I still love U
9. The best thing
10. Speed of Sound
11. ワンルーム・ディスコ
12. 願い

トライアングル(初回限定盤)
トライアングル(初回限定盤)

love the world(初回限定盤)(DVD付)
love the world(初回限定盤)(DVD付)

Dream Fighter(初回限定盤)
Dream Fighter(初回限定盤)

ワンルーム・ディスコ(初回限定盤)
ワンルーム・ディスコ(初回限定盤)
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2009年06月23日

Perfume "Complete Best" (2007)

よりキャッチーで、中毒性の高いのはこちら

"GAME"はとてもよく出来たアルバムなのですが、キャッチーさという意味ではこちらのベストアルバムのほうが一枚上です。ベストとはいっても、彼女達がブレークしたのは"GAME"に収録されている'チョコレートディスコ'あたりからかと思うのですが、このアルバムはブレークする前のシングル曲集といった趣で、シングル曲である以上とてもポップで良く出来た曲が揃っています。

ポリリズムでブレークしてからはエフェクトをかけたボーカルがトレードマークになっていますが、このアルバムでは生の歌が多く収録されており、nakaQにはこちらのほうが魅力的です。

冒頭の'パーフェクトスター・パーフェクトスタイル'はシンセサイザによると思われる硬質のエレピが魅力的な音色です。曲調もフォルクローレ的なラテン風味で、とてもよいです。'引力'でもハモンドオルガンを模したと思われる音色が聴かれますが、このあたりのアコースティックな感覚もこの作品の大きな魅力です。

「コンピュータドライビング」のどんどん鳴る重低音ものりが良くてよいです。Perfumeの魅力というと、やっぱり中田ヤスタカによる手加減のないエレクトロサウンドが快感と思うのですが、そんなよい面がキャッチーな曲にうまく表現された成功例でしょう。

nakaQ的には「Perfume」の脳天直撃サウンドが一番のお気に入りです。脳天直撃とは言ってもメロディそっちのけでリズム大活躍というパターンではなく、シンセサイザが奏でる饒舌な旋律もとてもメロディックで、そのメロディックさをもって脳天を直撃するという大胆さが素晴らしいと思います。お手上げ状態。

nakaQ評価:★★★★★

Perfume "Complete Best"(DVD付)(♪t全曲試聴可)
Perfume~Complete Best~(DVD付)

ディスク:1

1. パーフェクトスター・パーフェクトスタイル
2. リニアモーターガール
3. コンピューターシティ
4. エレクトロ・ワールド
5. 引力
6. モノクロームエフェクト
7. ビタミンドロップ
8. スウィートドーナッツ
9. ファンデーション
10. コンピューター ドライビング
11. Perfume
12. wonder2

ディスク:2

1. リニアモーターガール (Video Clip)
2. コンピューターシティ (Video Clip)
3. エレクトロ・ワールド (Video Clip)
4. ビタミンドロップ (Video Clip) (Bonus Track)
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2009年01月23日

Perfume "GAME" (2008)

アイドルポップスの枠に収まらない傑作

nakaQ、JPOPはほとんど聴かず、テクノな音楽もほとんど聴かないのですが、これはよいアルバムだと思います。

Perfumeの3人の、キャンディーズを思わせるたたずまいは当然魅力的なのですが(だれがだれに対応するかは一目瞭然ですね)中田ヤスタカのサウンドトラックが圧倒的に素敵です。nakaQ、テクノという音楽は様式化されてしまってつまらなく感じたり、あるいはデステクノみたくただうるさいだけのように思っていたのですが、中田ヤスタカの作るサウンドはまぎれもないテクノながらとてもダイナミックで、音楽的です。

1曲目の「ポリリズム」は言うまでもなく名曲です。人工的でありながら清々しさを漂わせるサウンドはとても魅力的ですし、中盤のプログレな変拍子展開はnakaQのようなオヤジリスナーも驚喜させてしまいます。

3曲目「GAME」から6曲目「マカロニ」までは怒涛のシングルヒットパレードですが、nakaQ的には3曲目「GAME」がとても面白いです。アルバムタイトルにもなっているので中田ヤスタカさんにとっても自信作だったのでしょうが、こんなアイドルグループの曲であることが信じられないほどハードな感触で、デステクノ風味も効いたナイスなサウンドです。この曲に続く'Baby cruising Love'との落差もこのグループらしくて、ナイス。

曲としてもよくできた曲が並ぶこのアルバムで、nakaQは終曲の'Puppy Love'がとても気に入っています。はじけるリズムとしっかりしたスラップベースが活躍するポップの手本のような曲調で、詩もツンデレーションな世界を描いて、胸キュン。こんな曲をラストに配するあたり、センスがいい人だな、なんて思ってしまいます。

例によって画像をたくさん貼っておきます。

nakaQ評価:★★★★★

Perfume "GAME"(♪全曲試聴可)
GAME

曲目リスト

1. ポリリズム
2. plastic smile
3. GAME
4. Baby cruising Love
5. チョコレイト・ディスコ
6. マカロニ
7. セラミックガール
8. Take me Take me
9. シークレットシークレット
10. Butterfly
11. Twinkle Snow Powdery Snow
12. Puppy love

Perfume 「GAME(DVD付) 【初回限定盤】」
GAME(DVD付) 【初回限定盤】

Perfume 「ポリリズム」
ポリリズム

Perfume 「ポリリズム(初回限定盤)(DVD付)」
ポリリズム(初回限定盤)(DVD付)

Perfume 「Baby cruising Love / マカロニ【初回限定盤】」
Baby cruising Love / マカロニ【初回限定盤】

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2009年01月11日

Herbie Hancock "Head Hunters" (1973)

Cross Overの金字塔

このアルバムを最初に聴いたのはリアルタイムではなかったのですがそれほど遅れてもいなくて、1980年くらいかと思うのですが、その頃はなんと音の悪い、陳腐な作品だ、なんて思ったものです。80年代初頭というとFusionもまだ流行っていたのですが、Chick CoreaはロックなReturn To Foreverを休止し、ビッグバンド形態に移行していた時期ですので、ファンククロスオーバーなこの作品がとても陳腐に聴こえたのだと思います。

それ以来、現在までこの作品は聴いていなかったのですが、先日図書館から借りて聴いて音のよさにびっくり。冒頭"Chameleon"のテーマを奏でるMini Moogの音のぶっとさに驚きました。他にも、随所でエレクトリックキーボード類が多用されているのですが、いずれもとてもよい音を出しています。Remasterの効果かもしれません、あるいはどんな音を「よい音」と感じるかという自分なりの基準が80年代当時と変わったのかもしれませんが、とにかくこのサウンドはElectronicな音楽としての録音のよさは特筆されるべきと思います。

音楽としても、たとえば"Future Shock"では非常に尖鋭的なMaterialによるバックトラックに対し、Herbieがキーボードを弾き始めたとたんに陳腐な印象を醸したりしていたのですが、この作品ではファンクなバックに乗って非常に自由かつ大胆な演奏を展開しており、Herbieとしても等身大の表現として納得のいく作品だったのではないかと思います。最初のシンセサイザソロの最後の部分でピッチベンドを半音くらい上げて調子っぱずれなメロディーを奏で、元に戻してああ納得、という箇所にこの作品でのHerbieの冒険と、それが見事に結晶した成果を端的にみることができる、とnakaQは勝手に思っています。

'Watermelon Man'の冒頭の印象的な笛の音はジャケットからアフリカの音楽かと思っていたのですが、バリ島の音楽を収録したCDにほぼ同じ演奏が入っていました。この曲ではBennie Maupinによるサックスが大活躍しており、Herbieのキーボードは控えめなのですが、それでもフィルイン的に叫びをあげるシンセサイザは結構強烈です。

どんな音楽でも定型化してしまうと面白くもなんともなくなってしまうものですが、この作品はまだまだ無限の可能性を秘めていたクロスオーバー音楽初期の金字塔として記憶されるべき作品です。

nakaQ評価:★★★★★

Herbie Hancock "Head Hunters"
Headhunters

曲目リスト

1. Chameleon
2. Watermelon Man
3. Sly
4. Vein Melter
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2008年12月21日

Jethro Tull "Aqualung" (1971)

Jethro Tullの最高傑作

Jethro Tullの最高傑作に挙げられる作品です。
作品としてはやっぱり素晴らしくて、Jethro Tullの持ち味であるフォークっぽさとロックの要素がとてもうまく融合し、どちらかというとロックな印象が勝っている感じです。ただ、この作品でも聴かれるIan Andersonのアコースティックギターはすごく上手で、フォークな曲も大変に魅力的です。

冒頭の'Aqualung'はそんなロックっぽさを代表するような曲で、粘っこいリフがかっこいいです。ギタリストMartin Barreのソロが大活躍するのもとてもよいです。

中盤の'My God'はトータルなこの作品でも中核を為す曲です。途中荘厳なコーラスもフィーチャーされ、宗教的な深みが凄みを感じさせます。

作品後方に収録されている'Wind Up'はこの作品でも別格の曲で、nakaQが購入したのはこのページで紹介している盤と同じ17曲が収録されているものですが、通常バージョンとQuad Versionという別のバージョンが入っています。神に対する疑問を歌い上げる歌ですが、おどろおどろしくはならずにとても美しく、すがすがしい感動を与えます。

nakaQ評価:★★★★★

Jethro Tull "Aqualung"
Aqualung


曲目リスト
1. Aqualung
2. Cross-Eyed Mary
3. Cheap Day Return
4. Mother Goose
5. Wond'ring Aloud
6. Up to Me
7. My God
8. Hymn 43
9. Slipstream
10. Locomotive Breath
11. Wind Up
12. Lick Your Fingers Clean
13. Wind Up [Quad Version]
14. Excerpts from the Ian Anderson Interview
15. Songs for Jeffrey
16. Fat Man
17. Bouree
posted by nakaQ at 20:51| Comment(0) | TrackBack(0) | Rock&Pop | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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