2007年07月06日

Caetano Veloso "Livro" (1999)

芳醇な音世界のCaetano Veloso最高傑作

Caetano Velosoの最高傑作と言われる"Livro"です。この作品は合奏パーカッションとホーンセクションによる芳醇なバックトラックにCaetano Velosoのボーカルがふわっと乗り、合奏パーカッションがブラジルらしく感じると同時に音響的にもすばらしい効果を上げています。

1曲目の'Os Passistas (Carnaval Dancers)'から合奏パーカッションとホーンセクションによる優美なバックトラックですが、複数の太鼓によるBossa Novaのリズムが迫力ものです。複雑なリズムを合奏で演奏しても息がぴったり合っているというか、リズムを正確に叩き出すところは、さすがは打楽器王国ブラジルのお国柄と思います。

'Doideca'はパーカッションで組み立てられたシンプルなバックトラックにホーンが乗る曲ですが、このパーカッションが例によって複雑なリズムを合奏で叩き出しています。複雑なリズムはシーケンサで演奏、というのに聴き慣れてしまったnakaQには、こんなソリッドなリズムを人力パーカッションで演奏するというのがすごい!なんて感心してしまいます。とにかく、この曲は優美な印象のこのアルバムの尖がった部分を象徴したような曲です。

'Alexandre (Alexander)'は跳ねるような軽快なリズムに陽気なブラスセクションが乗る、とてもノリのよい曲です。エレクトリックギターもパーカッシブに効果音的な音も出して活躍しています。Caetano Velosoのボーカルも快活で、このアルバムでも大好きな曲です。

nakaQ評価:★★★★★

Caetano Veloso "Livro"
Livro


曲目リスト

1. Os Passistas (Carnaval Dancers)
2. Livros (Books)
3. Onde O Rio E Mais Baiano (Where Rio Is Most Bahian)
4. Manhata (Para Lulu Santos) (For Lulu Santos)
5. Doideca
6. Voce E Minha (You Are Mine)
7. Um Tom
8. How Beautiful a Being Could Be
9. O Navio Negreiro (The Slave Ship) (Excerto) [Excerpt]
10. No Enche
11. Minha Voz, Minha Vida (My Voice, My Life)
12. Alexandre (Alexander)
13. Na Baixa Do Sapateiro (In Baixa Do Sapateiro)
14. Pra Ninguem (For No One)

Caetano Veloso - Livro試聴できます
posted by nakaQ at 23:52| Comment(0) | TrackBack(0) | World | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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