2007年03月14日

Sly & The Family Stone "There's A Riot Going On' (1971)

Sly & The Family Stoneの"There's A Riot Going On"です。このタイトルはMarvin Gayeの名盤"What's Going On"に呼応したものです。

このアルバムについては「ダウナーなファンク」とか、気が滅入りそうな紹介がされているのですが、実際聴いてみた印象はそんなに暗いわけでもなく、むしろSlyのファンキーさが光る楽しい作品だと思います。ただし、リズムボックスをいち早く導入しているため、無機的なビートになっている曲があり、作品の印象をクールにしている面はあります。楽器音を少なくし、隙間のある音作りは現代のHip Hopにも通じる感覚なのですが、いかんせん音が古いため、ノイズに埋もれてしまってややお寒い状況でもあります。

冒頭'Luv N' Haight'はこのアルバムの幕開けを告げるファンキーなナンバーです。女性ボーカルがとても効果的に使われています。楽器群も、ワウギター、ピアノをはじめベースも良く歌っており、よいです。

'Family Affair'でも女性ボーカルを起用していますが、ポップな曲調にセクシーな味付けがされていて、とてもよいと思います。Slyのボーカルも渋くて、いい感じです。曲調はまっとうなSoulといった印象で、リズムボックスによるリズムがちょっとファンキーです。

'Spaced Cowboy'はこのアルバムでも特に変わっていて、リズムボックスによるBossa Novaなリズムにヨーデルな詠唱が乗るという楽しい曲です。奇妙ながら、とてもノリがよく、nakaQはこのアルバムでもお気に入りの一曲です。

nakaQ評価:★★★★

Sly & The Family Stone "There's A Riot Going On"USA
There's A Riot Going On


曲目リスト

1. Luv N' Haight
2. Just Like a Baby
3. Poet
4. Family Affair
5. Africa Talks to You "The Asphalt Jungle"
6. Brave and Strong
7. (You Caught Me) Smilin'
8. Time
9. Spaced Cowboy
10. Runnin' Away
11. Thank You for Talkin' to Me Africa

George Howard - There's a Riot Goin' On試聴できます
posted by nakaQ at 20:37| Comment(0) | TrackBack(0) | Black | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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