2007年03月08日

XTC "Black Sea" (1980)

いかにもXTCらしい、かちっとした音作りが印象的な作品です。エレクトリックギターの音にしても、この作品のギターはまさに鋭い。固く締まった音ですが、曲がポップなので、Andyが青筋を立ててがなっているという場面はあまりなく、いかにもXTCらしいポップさなり、ちょっと変わった個性なりがうまく発揮されている作品と思います。

冒頭'Respectable Street'はColin Mouldingの良く歌うベースがとても魅力的な曲です。曲調もいわゆる意味合いでポップで、ノリのよいすてきな曲と思います。

'Living Through Another Cuba'はダブ効果満載の、音像処理に凝った曲です。'Smokeless Zone'もパーカッションとハーモニカに凝った音像処理が施されていますが、こんな実験精神もこの作品の特徴になっています。

'Tower Of London'はこのアルバムでも代表的なヒット曲です。スローなテンポでゆったりと進行する、いかにもポップスなよさに溢れた、和み系の曲です。

いい意味で、XTCらしい、彼らのよさがうまく表現された作品です。反面、たとえば"The Big Express"の何曲かのような、耳を捉えて離さないキャッチーな曲というのも少なくて、そういった意味では若干物足りなさが残ります。

nakaQ評価:★★★★

Black Sea
Black Sea


1. Respectable Street
2. Generals and Majors
3. Living Through Another Cuba
4. Love at First Sight
5. Rocket From a Bottle
6. No Language in Our Lungs
7. Smokeless Zone
8. Don't Lose Your Temper
9. Somnambulist
10. Towers of London
11. Paper and Iron (Notes and Coins)
12. Burning With Optimism's Flames
13. Sgt. Rock (Is Going to Help Me)
14. Travels in Nihilon

XTC - Black Sea試聴できます
posted by nakaQ at 23:11| Comment(0) | TrackBack(0) | Rock&Pop | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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