2007年01月24日

"Korn" (1994)

Kornの1stアルバムです。

nakaQ、最近はToolやらNirvanaやらを聴いていますが、これまであまり最近のHeavy Rockを聴いていませんでしたのでもしかすると外しているかもしれませんが、今までこんなにAudio的に優れたRockアルバムを聴いたことがありませんでした。

Rockって、特にギターはディストーションさせるので、そもそも音が悪くどうしようもないと思っていたのですが、この作品はギターはもちろんディストーションがかかり歪んではいるものの、その歪んだ音をとてもクリアに収録しているのに驚きました。クリアに録音しているのですが、不思議なほど耳ざわりはよいです。スラップベースの重低音もすごくクリアで、録音に起因する歪みは感じられません。Jonathan Davisのボーカルはちょっとくぐもり気味ですが。

音楽としても、Heavyでありながらダンス音楽的なファンキーな味わいもあって、非常に優れた作品だと思います。Drumsも手数の多いフレーズを連発し、素敵。と同時に、心の奥の闇を照らすような、深層心理を覚醒させる感覚も持った不思議なサウンドです。

冒頭の'Blind'からノイジーなバッキングギターの洪水とベースの重低音がとても心地よいです。テンポが急に遅くなったり戻ったり、複雑な曲を実に軽やかに演奏しています。

'Ball Tongue'はこのアルバムの中でもダンスチューン的なファンキーさが際立つご機嫌な曲です。ギターの発する叫び声のようなフレーズが、Public Enemyを思わせますが、Jonathan Davisのシャウトするボーカルもラップ系のボーカルのようにリズミックで、よいです。

'Predictable'も重いながらもとてもファンキーな味わいのある曲です。低音弦を主体としたバッキングギター、ベース、バスドラムが一体となって重低音を奏で、カタルシス感のある演奏を繰り広げます。途中ギターの発する警報音的なフレーズが緊張感を高め、かっこいいです。

アートワークについても一言。女の子がブランコに乗って、直射日光に手をかざしながら何か見ていますが、左下にははさみのような二本指の宇宙人と思しき人影が。裏の写真では女の子の姿はないので、連れ去られてしまったのでしょうが、そんな突然変異的・ミュータント的なかっこよさがこの作品のサウンドにはあります。

nakaQ評価:★★★★★

"Korn"(♪全曲試聴可)
Korn


曲目リスト

1. Blind
2. Ball Tongue
3. Need To
4. Clown
5. Divine
6. Faget
7. Shoots and Ladders
8. Predictable
9. Fake
10. Lies
11. Helmet in the Bush
12. Daddy

Korn - KornUSA試聴できます
posted by nakaQ at 21:23| Comment(0) | TrackBack(0) | Rock&Pop | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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