2006年11月19日

U2 "War" (1983)

U2の初期の代表作"War"です。

恥ずかしながらnakaQ、U2もこれまでまともに聴いたことがなくて今回初めて聴いたのですが、やはりすごいバンドだと思いました。これまで聴いていなかったのは、なんだかすごく生真面目なバンドというイメージがあってちょっと敬遠していたのですが、その「生真面目」というイメージはよい意味で当たっていて、とてもまじめに音楽に取り組んでいる人たちだということを改めて認識しました。が、それと同時に、このアルバムの後半以降に展開されている、ニューウェイブっぽいアプローチを含め、思う以上に柔軟性もあり、曲調もポップな、とてもすばらしい作品と思いました。

'Sunday Bloody Sunday'はバイオリンの音を含め、いかにもスコットランドなイメージの音楽ですが、乾いた音でばたばた言うドラムもいかにもスコットランドな印象です。内容はアイルランドの「血の日曜日事件」を扱った重い内容だそうですが、曲調はとてもポップで、音を聴いている限りはそんなことは余り感じません。

'New Year's Day'は大ヒット曲です。この曲の生真面目なイメージでU2を捉えていたのですが、今聴いてもやはり正統なアイルランドロックという印象の曲です。なんとも言えない寂寥感を醸しだすピアノも秀逸ですが、なんと言っても泣き叫ぶThe Edgeのギターが最高です。リードギターのメロディライン、音色の美しさもよいのですが、ミューティングを上手く使ったバッキングが絶妙です。Adam Claytonのベースラインも良く歌い、最高です。

ポップな印象の後半部の曲でも'Two Hearts Beat As One'はその最たるものと思いますが、ほとんどディスコノリで、nakaQのU2に対する先入観を軽くぶち壊してくれました。この曲でも、Adam Claytonのファンキーなベースが最高ですが、バンドとしてのアンサンブルも、ロックだけに止まることのない、この人たちの柔軟さを聴かせてくれています。

Rolling Stone誌の"The RS 500 Greatest Albums Of All Time"では221位にランクされています。

nakaQ評価:★★★★★

U2 "War"
War


曲目リスト

1. Sunday Bloody Sunday
2. Seconds
3. New Year's Day
4. Like a Song
5. Drowning Man
6. Refugee
7. Two Hearts Beat as One
8. Red Light
9. Surrender
10. 40

U2 - War試聴できます
posted by nakaQ at 21:41| Comment(0) | TrackBack(2) | Rock&Pop | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Excerpt: 今ではすっかりオジサンロッカーの域に達した感のある、U2の若き躍動感溢れるWAR(闘)を紹介します。 長いキャリアを持つ彼らの名を世間に知らしめた出世作です。
Weblog: ぴかイチ洋楽入門
Tracked: 2007-02-17 23:51

U2『War』
Excerpt: U2の3rdアルバム『War(闘)』。1983年発表。 きらびやかな80年代にこんなアグレッシヴなサウンドを演ってたんだぁ、と思わず唸ってしまうような作品。もっとも、曲調はシンプルでストレートな..
Weblog: ROCK野郎のロックなブログ
Tracked: 2007-05-17 10:05
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