2006年11月03日

Funkadelic "Maggot Brain" (1971)

Funkadelic初期の名盤"Maggot Brain"です。

George Clintonが率いたP-FunkとしてのParliamentとFunkadelicはメンバーはほぼ同じのファンクグループですが、Parliamentは歌もの主体のポップなバンド、Funkadelicはよりインストゥルメンタルに重きを置いたロックなバンドという使い分けがされていました。このアルバムはまさにその使い分けがぴたっとはまっており、黒いロック魂がまぶしい名盤に仕上がっています。特にパーカッションの使い方に、ロックというよりファンクを強く感じさせる要素もありますが、この黒さがロックの一方の正統という感じがします。もう一方の正統は、Led Zeppelinに代表されるCelt的なものとの融合によるハードロックでしょう。

タイトルチューンである、冒頭の'Maggot Brain'は左チャンネルに循環コードのアルペジオが延々と続き、右チャンネルにEddie Hazelのワウギターソロが唸るインストゥルメンタル曲です。途中Jimi Hendrixの"Electric Ladyland"のジャムを思わせる展開があり、にやっとさせられますが、Jimi Hendrixオマージュな要素を感じさせる素晴らしい演奏と思います。

'Super Stupid'もハードなロック魂が炸裂する、かっこいいナンバーです。この曲でのEddie Hazelのギターは'Maggot Brain'での泣きのギターより、アップテンポでハードな分激しさを増しており、すてきです。この曲もコンガがファンキーな味を醸し出していますが、Eddie Hazelのギターが有無を言わさぬ迫力でこの曲をロックたらしめています。

'Wars Of Armageddon'はカウベルやコンガがファンキーなバックにいろいろな音源をコラージュした曲で、"The Beatles (The White Album)"の頃のThe Beatlesや初期のFrank Zappaの影響を感じさせます。この曲もワウギターが大活躍します。

Rolling Stone誌の"The RS 500 Greatest Albums Of All Time"では486位にランクされています。

nakaQ評価:★★★★

Funkadelic "Maggot Brain"
Maggot Brain


曲目リスト

1. Maggot Brain
2. Can You Get to That
3. Hit It and Quit It
4. You and Your Folks, Me and My Folks
5. Super Stupid
6. Back in Our Minds
7. Wars of Armageddon

Funkadelic - Maggot Brain試聴できます
posted by nakaQ at 21:32| Comment(0) | TrackBack(0) | Black | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス: [必須入力]

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。