2006年07月03日

Nirvana "Nevermind" (1991)

最も有名なCDカバーの1つ

水に浮かんだ赤ちゃんが目の前の札束をつかむべく両手を大きく広げている・・・ように見えるカバーが強烈なインパクトを与えます。世界で最も有名なCDカバーの1つと言ってよいと思います。アルバムの音楽的な内容は当然良いのですが、このCDカバーが評価に寄与している部分は決して小さくないはずです。

トリオってロックバンドでミニマムの形態だと思いますが、この編成でこのカラフルさはすばらしいです。もちろん、ギターはかなりオーバーダブされているのですが、全編を貫くトーンは統一されていて、小器用にギターがいろいろな役割を果たす、といった演奏ではありません。が、ギター、ベース、ドラムスの最小の編成でこれだけの説得力を持つ演奏を展開しているという事実がまずはすごいと思います。

また、アルバムを通じたトーンとして、曲の静謐なパートとノイジーなギターが唸るサビとの対比が非常にメリハリが利いています。いずれのパートもコンプレッサをかけてとんがった部分の角を取ったような音で、nakaQみたいな古いロックファンはとんがったところがいいんだよ、なんて言いたくなるのですが、90年代以降のロックの音といったイメージで、これはこれでかっこよいです。

'Smells Like Teen Spirit'「10代の精神のように匂う」なんて素敵な曲名と思いますが、Kurt Cobainのボーカル、荒れ狂うギターと静かなパートとの対比が鮮やかで、このアルバムの代表曲と言ってよいと思います。

'In Bloom'はグランジのスタイルを踏襲するためになんだかハードな、あるいは陰鬱な雰囲気のある曲になっていますが、メロや曲調が実にポップな曲です。曲のビート感もとてもよく、大好きな曲です。

'Territorial Pissing'は他の曲とは違って、猛スピードで疾走するロックンロールです。こんな曲も楽しくて、この人たちがさすがに間口が広いことを感じさせます。最後にギターが発するノイズがアクセントになっています。

Rolling Stone誌の"The RS 500 Greatest Albums Of All Time"では17位にランクされています。

nakaQ評価:★★★★

Nirvana "Nevermind"(♪全曲試聴可)
Nevermind


1.Smells Like Teen Spirit
2.In Bloom
3.Come as You Are
4.Breed
5.Lithium
6.Polly
7.Territorial Pissings
8.Drain You
9.Lounge Act
10.Stay Away
11.On a Plain
12.Something in the Way

Nevermind (Bonus Track Version) - Nirvana
posted by nakaQ at 00:31| Comment(0) | TrackBack(0) | Rock&Pop | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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