2006年05月27日

Frank Zappa "Hot Rats" (1969)

Frank Zappa初期の代表的な作品"Hot Rats"です。2曲目'Willie The Pimp'でCaptain Beefheartのボーカルがフィーチャーされますが、基本的にはインストゥルメンタル作品で、ロックにとどまらないジャズの要素も感じさせる作品に仕上がっています。

'Peaches En Regalia'はこのあたりのクロスオーバーな感覚が最大限に発揮された名曲です。息もつかせぬ緊密な構成を誇りますが、曲調は信じられないくらいポップで、親しみやすいメロディをホーンセクションやZappaのギターが次々に奏でます。70年代はクロスオーバーなりフュージョンが開花した時代ですが、その幕開けでZappaは全て語りつくしていたような、そんな感があります。

'Son Of Mr.Green Genes'は、名盤"Uncle Meat"に収められた'Mr.Green Genes'の続編のような曲で、親しみやすい主題にZappaのギターソロが全開します。調子っぱずれで不協和音的でありながら美しいハーモニーのホーンセクションもZappaの得意とするところです。

'The Gumbo Variations'はいかにもロックな主題にIan UnderwoodのSax、Jean Luc PontiのViolin、ZappaのGuitarなどがそれぞれソロを採り、17分近くの長さを誇る大曲です。上に挙げた2曲に比べるとポップではありませんが、この時代の雰囲気をよく伝える熱演です。

nakaQ評価:★★★★★

Frank Zappa "Hot Rats"(♪全曲試聴可)
Hot Rats


曲目リスト

1. Peaches en Regalia
2. Willie the Pimp
3. Son of Mr. Green Genes
4. Little Umbrellas
5. Gumbo Variations
6. It Must Be a Camel

Frank Zappa - Hot RatsUSA試聴できます
posted by nakaQ at 21:43| Comment(0) | TrackBack(0) | Rock&Pop | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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