2006年05月02日

Jeff Beck Group "Rough And Ready" (1971)

Funk色の濃い、第2期Jeff Beck Groupの1作目です。CDジャケットを見ると「あれ、Jeff Beckが2人いる」なんて思われるかもしれませんが、Jeff Beckは左上で、下中央はドラムスのCozy Powellです。このアルバムでもよく歌うパワフルなドラミングを聞かせていますが、後にRainbowにも参加し、ハードなサウンドの要となって活躍しました。

サウンド的には、第1期Jeff Beck Groupのブルースロック〜ハードロックを経て、FunkやSoulなどの黒人音楽に接近することでより新しい音楽を創造することに成功しています。この後、Led ZeppelinやDeep Purpleなどのハードロックが隆盛してきたこともあり、Jeff BeckはBeck,Bogard & Appiceを結成するのですが、短命に終わり、"Blow By Blow","Wired"などのインストゥルメンタル路線に移っています。どちらかというとこのアルバムを含む第2期Jeff Beck Groupの路線の延長線上と言えると思います。

'Got The Feeling'はBob Tenchのソウルフルなボーカルと、Jeff Beckのワウを使用したバッキングギターがかっこいい。ロックというより、FunkやSoulのしなやかな乗りを持った曲です。終盤のJeff Beckのスライドギターがまたよく、スライドをやめて通常のフィンガリングにした後のプレイがまたまたすごい。Jeff Beckの自在なフレージングが堪能できる名演です。

'Situation'もしなやかな乗りを持った曲ですが、'Got The Feeling'よりはヘヴィなサウンドで、ロックなイメージです。Jeff Beckのギターもこれぞロックギターという感じのプレイですが、トレードマークのハンマリングオン・プリングオフを繰り返して下降するフレーズもかっこよく決まっています。Jeff Beckのギターに続くMax MiddletonのFender Rhodesのソロも、この人らしいプレイでよいです。

'New Ways Train Train'もJeff Beckのギターソロが堪能できます。切り込みの鋭いソロや、一人掛け合いといったプレイもよいのですが、nakaQとしてはいかにもストラトなセクシーな音色が聞けるのが最高です。もしかしたら、Jimi Hendrixトリビュート的な意味合いがあるのかもしれません。

nakaQ評価:★★★★

Jeff Beck Group "Rough And Ready"
ラフ・アンド・レディ


曲目リスト

1. Got The Feeling
2. Situation
3. Short Business
4. Max's Tune
5. I've Been Used
6. New Ways Train Train
7. Jody

Jeff Beck Group - Rough and ReadyUSA試聴できます
posted by nakaQ at 09:16| Comment(0) | TrackBack(0) | Rock&Pop | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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