1曲目'Show Me'のあっと驚く見事なファンクベースは、それまでのポップミュージックにはなかったものです。この当時感じた、なんだかよくわからないが、きらびやかで、おしゃれな感触の音世界は、エレクトロニックファンクの幕開けというか、80年代の始まりを意味するものだったのだと思います。エコー処理とか、効果音の使い方などに、全く新しい時代を感じたものです。
'Look Of Love'は大ヒット曲です。この曲はファンクチューンというよりはテクノポップな感触ですが、プロモビデオとあわせ、白昼夢な世界です。途中オペラ声が入るのもアクセントになっています。
この傑作を完成した時点でTrevorもかなり誇らしかったのだろうと思いますが、すぐ後にHerbie HancockとMaterialにより"Future Shock"でスクラッチがポップミュージックに紹介されます。先を越された悔しさから、「英国らしい、より過激なダンスミュージックを作ろう」との思いで、名盤"(Who's Afraid Of?)The Art Of Noise!"をプロデュースしたと言われています。この後TrevorはZTTレーベルを興し、Frankie Goes To Hollywoodが'Relax','Two Tribes'("Welcome To The Pleasure Dome"収録)などの大ヒットを連発し、一大旋風を起こしました。
nakaQ評価:★★★★★
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曲目リスト
1.Show Me
2.Poison Arrow
3.Many Happy Returns
4.Tears Are Not Enough
5.Valentine's Day
6.Look of Love, Pt. 1
7.Date Stamp
8.All of My Heart
9.4 Ever 2 Gether
10.Look of Love, Pt. 4
11.Theme from "Mantrap"


