2006年04月27日

ABC "The Lexicon Of Love" (1982)

ABCの名盤"The Lexicon Of Love"です。このアルバムは、Trevor Hornのプロデュースにより、ポップでありながらもそれに留まらないアルバムに仕上がっています。

1曲目'Show Me'のあっと驚く見事なファンクベースは、それまでのポップミュージックにはなかったものです。この当時感じた、なんだかよくわからないが、きらびやかで、おしゃれな感触の音世界は、エレクトロニックファンクの幕開けというか、80年代の始まりを意味するものだったのだと思います。エコー処理とか、効果音の使い方などに、全く新しい時代を感じたものです。

'Look Of Love'は大ヒット曲です。この曲はファンクチューンというよりはテクノポップな感触ですが、プロモビデオとあわせ、白昼夢な世界です。途中オペラ声が入るのもアクセントになっています。

この傑作を完成した時点でTrevorもかなり誇らしかったのだろうと思いますが、すぐ後にHerbie HancockとMaterialにより"Future Shock"でスクラッチがポップミュージックに紹介されます。先を越された悔しさから、「英国らしい、より過激なダンスミュージックを作ろう」との思いで、名盤"(Who's Afraid Of?)The Art Of Noise!"をプロデュースしたと言われています。この後TrevorはZTTレーベルを興し、Frankie Goes To Hollywoodが'Relax','Two Tribes'("Welcome To The Pleasure Dome"収録)などの大ヒットを連発し、一大旋風を起こしました。

nakaQ評価:★★★★★

ABC "The Lexicon of Love" [Bonus Track](♪全曲試聴可)
The Lexicon of Love [Bonus Track]


曲目リスト

1.Show Me
2.Poison Arrow
3.Many Happy Returns
4.Tears Are Not Enough
5.Valentine's Day
6.Look of Love, Pt. 1
7.Date Stamp
8.All of My Heart
9.4 Ever 2 Gether
10.Look of Love, Pt. 4
11.Theme from "Mantrap"

ABC - The Lexicon of Love試聴できます
posted by nakaQ at 23:28| Comment(0) | TrackBack(0) | Rock&Pop | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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