2006年04月25日

Laurie Anderson "Mister Heartbreak" (1984)

グラフィックの分野やパフォーマとしても活躍し、先端的なメッセージを発信していたLaurie Andersonの"Mister Heartbreak"です。

ミニマルミュージックを想起させる最小限の音ですが、この最小限の1音1音の衝撃は半端ではありません。デジタル機材の進歩が可能にした「必要な時だけに必要な音を」配置する方法論は、"(Who's Afraid Of?)The Art Of Noise!"やScritti Politti "Cupid & Psyche '85"などで確立したヒップホップと同質の手法といってよいと思います。

曲としては、Adrian Brewの象さんギターも大活躍する冒頭の'Sharkey's Day'やラストの'Sharkey's Night'がリズミックで、曲としても明るく大好きです。この2曲はとにかく理屈抜きに楽しく、アルバムカバーの南国の島的な陽気さを満喫できます。

'Gravity's Angel'は感性の鋭さにノックアウトされる曲です。特に、空間を割り裂くような、竹を打ち鳴らす音の衝撃がとても鋭い。続く'Kokoku'と合わせ、日本の影響を感じさせる曲です。

Peter Gabrielが"So"でとりあげた'Excellent Bird'は、このアルバム収録のオリジナルバージョンのほうが過激で好きです。特にサンプリングボイスによる効果音がバーバリスティックな効果を生んでいて、良いです。

nakaQ評価:★★★★

Laurie Anderson "Mister Heartbreak"
Mister Heartbreak


曲目リスト

1.Sharkey's Day
2.Langue d'Amour
3.Gravity's Angel
4.Kokoku
5.Excellent Birds
6.Blue Lagoon
7.Sharkey's Night

Laurie Anderson - Mister HeartbreakUSA試聴できます

posted by nakaQ at 23:08| Comment(0) | TrackBack(0) | Rock&Pop | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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