2006年03月26日

Stacie Orrico "Genuine" (2000)

Stacie Orricoのデビューアルバム"Genuine"です。

iTunesでも、ジャンルはインスピレーショナルと出て、れっきとしたゴスペルアルバムなのですが、サウンドはいわゆるR&Bと全く同じです。Natasha Bedingfieldの"Unwritten"のタイトル曲でも、「ゴスペル調に盛り上がり」云々と書きましたが、実はこれは非常に偏狭なゴスペル観で、ゴスペルと一口で言っても本当にバラエティが豊富なのだと改めて感じました。要するには、サウンドより、歌詞が宗教的なことを歌っていればゴスペルなのでしょうか。Stacie Orricoの場合は、Gospelには分類されていないセカンドアルバムも歌詞は非常に敬虔で、彼女の場合ゴスペルとポップとの境界が非常に接近しているということなのだと思います。

曲は、2曲目'Don't Look At Me'が好きです。特に、1曲目'Ride'からシームレスに切り替わるあたりが非常に好きです。'Ride'も軽いのりで非常に好きな曲ですが、'Don't Look At Me'はメロディーラインに哀愁を感じて、よいです。

6曲目のタイトルチューン'Genuine'や12曲目'Restore My Soul'も爽やかでいい曲です。ただ、曲としてはマイナーコードで粘着タイプの5曲目'Stay True'や11曲目'Holdin' On'も、大変ボトムの効いたグルービーな仕上がりになっていて、nakaQのように歌詞がよくわからない者には「本当に宗教曲?」なんて思ってしまいます。

とにかく、宗教音楽がこんなにファンキーだというのはある意味うらやましいことだと思います。Stacieのような人には宗教なり神様という存在が日常的に大変身近な存在なのでしょう。また、このアルバムは非常によくできたR&Bとして聴けると思いますので、ブラックミュージックが好きな方は、「ゴスペル」という分類に毛嫌いすることなく聴いてみられることをお勧めします。

nakaQ評価:★★★★

Stacie Orrico "Genuine"(♪全曲試聴可)
Genuine


曲目リスト

1.Ride
2.Don't Look at Me
3.O.O Baby
4.Without Love
5.Stay True
6.Kum-Ba-Ya- (Interlude)
7.Genuine
8.With a Little Faith
9.My Name (Interlude)
10.So Pray
11.Holdin' On
12.Restore My Soul
13.Confidant
14.Everything
15.Replay (Interlude)
16.Dear Friend

Stacie Orrico - Genuine試聴できます
posted by nakaQ at 20:10| Comment(0) | TrackBack(0) | Rock&Pop | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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