グループの音楽性が大きく変化し、2作目の"Talk On Corners"までに見られたCelt舞踏音楽っぽい要素がかなり後退し、変わって打ち込みを主体としたポップさが前面に押し出されるようになりました。
1曲目'Breathless'はこのアルバムからの最大のヒット曲です。ノエビア化粧品のCMにも使用されましたので、ご存知の方も多いでしょう。nakaQには若干しつこいのですが、しかし大変ポップな、ヒット性の高い曲であることには違いないと思います。
10曲目'At Your Side'も明るく、ポップな曲です。Jim Corrによるアルペジオギターのバッキングと、分厚いコーラスが魅力的。Andreaのかわいいキャラクターにぴったりで、また声質にもよくマッチしていて、とてもよいと思います。
nakaQがこのアルバムで一番好きな曲は6曲目の"Radio"です。この曲は"Unplugged"にアコースティックギターのバッキングで収録されていた曲のニューバージョンですが、Jim Corrによる饒舌なバッキングギターが独特です。曲自体は、サビ以外の部分の頼りなげな不安定さと、サビの部分のはっきりとしたメロディーラインの対比が効果的で、よい曲です。
"Talk On Corners"に収録されていた'So Young'が、ソリッドな打ち込みバージョンで大ヒットしたことを受け、この路線を推し進めたような印象のあるアルバムですが、nakaQなどは本当にこれでいいの?とメンバーに尋ねたくなってしまいます。この作品自体は、ヒットしましたし、よい出来だとは思うのですが、彼らが元来持っていたよさがかなり失われているようにも思えます。
nakaQ評価:★★★★
The Corrs "In Blue"

The Corrs "In Blue"(♪全曲試聴可)

曲目リスト
1.Breathless
2.Give Me A Reason
3.Somebody for Someone
4.Say
5.All the Love in the World
6.Radio
7.Irresistible
8.One Night
9.All in a Day
10.At Your Side
11.No More Cry
12.Rain
13.Give It All Up
14.Hurt Before
15.Rebel Heart


