2006年02月04日

Sweet "Give Us A Wink" (1976)

Sweetの"Give Us A Wink"は、nakaQが中学生時代に自分の小遣いで初めて買ったLPなので、非常に思い入れがあります。

当時、'Fox On The Run'がはやっており、気に入って購入したのですが、アルバムとしてはあんまりヘヴィなのでうんざりした覚えがあります。'Fox On The Run'は1つ前の"Desolation Boulevard"の1曲として発表された曲で、当時は結構珍しかったシンセサイザの発振音がイントロに使用され、Andy Scottのリードギターもポップに決まっています。SweetトレードマークのハイトーンのハーモニーもGoodです。この曲は現在のCDには収録されていません。曲順もかなり変わっています。

ジャケットも面白く、内・外の2重構造になっていて、右目の部分がくり抜いてあり、内ジャケットを納めるとウインクするという、くだらないギミックですが、遊んだものです。Sweetのジャケットは、このアルバム以降レコード針の部分を拡大したり、テープヘッドを拡大したり、デザインに凝っていました。

このアルバムの代表曲は、もとは1曲目に収録されていた'Action'でしょう。シンセサイザによるクラシカルなオルガンの音色に始まり、ハイパワーなドラムとハードなギターが鳴り響きます。ハードな曲なのですが、非常にポップで、Sweetの代表曲といってよいと思います。途中キャッシュレジスターの音で場面が変わる手法も、サンプラーが身近になった今となってはそんなに珍しくありませんが、当時は非常に知的に感じたものです。この曲のAndyのギターはやっぱり最高で、今でもなにを弾いているのかよくわかりません。

現在のCDの1曲目に収録されている'The Lies In Your Eyes'も、ハイトーンのハーモニーを活かした、ポップなよい曲です。この曲では途中エコーを深くかけることでスケール感を出し、ハーモニーで盛り上げて、場面を切り換えると同時に一気にエコーを絞り、元にもどすといったスタジオ技術を駆使していています。シングルヒット重視のグループでしたので、さすがにシングル曲はよく練られていると思います。

あとの曲は、'White Mice'や'Lady Starlight'が好きです。'Yesterday's Rain'や'Healer'は、冒頭に書いたちょっとヘヴィな曲で、今では抵抗なく聴けますが、やっぱりシングル曲ほどのポップさはないです。

nakaQ評価:★★★★★

Sweet "Give Us a Wink" [2005 Bonus Tracks]
Give Us a Wink [2005 Bonus Tracks]


曲目リスト

1.The Lies In Your Eyes
2.Cockroach
3.Keep It In
4.4th Of July
5.Action
6.Yesterday's Rain
7.White Mice
8.Healer
9.Action (7' version) (Bonus Track)
10.Cockroach (Munich mix) (Bonus Track)
11.4th Of July (Munich mix) (Bonus Track)

Sweet - Give Us a WinkUK試聴できます
posted by nakaQ at 21:05| Comment(0) | TrackBack(0) | Rock&Pop | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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