2006年01月24日

Natasha Bedingfield "Unwritten" (2004)

まず、美しいジャケットに目を惹かれます。nakaQがこのアルバムを知ったきっかけは、Space Shower TVで'These Words'のプロモビデオを見たからですが、このプロモはあまり好きではありません。CDジャケットの美しいイメージがぶち壊されるというか、ブロンドの美人というより乱暴おねえさんといった趣で、いやです。

ただし、音楽としてのこのアルバムは非常に高い完成度をもっていると思います。nakaQがもっとも好きなのは定位感です。'These Words'が代表的ですが、左右いっぱいにNatashaのコーラスが広がり、あちらこちらで「アーオ」と叫んだり、デジタルシンセサイザならではのクリアな音質で楽器が立ち上がる音場処理はこのアルバムの醍醐味です。

また、曲的にもバリエーションが豊富で、6曲目の'If Your Gonna'などはかなりヘビーですが、'I Bruise Easily'などではぐっとか弱く「私は傷つきやすいからそっと扱ってね」と迫ります。'Wild Houses'はピアノとストリングスをバックに力強く歌い上げ、確かな歌唱力を感じさせます。

そしてやはり極めつけはアルバムタイトルにもなっている4曲目の'Unwritten'でしょう。アコースティックギターのイントロに始まって、ラストではゴスペル調に圧倒的に盛り上がるこの曲はこのアルバムの要です。

アルバムの最後、12曲目の'Size Matters'は'These Words'に通じる楽しい曲で、これもとても好きです。思わせぶりなタイトルで、サイズとは「心の大きさのこと」なんてコメントしていますが、きっと別のことだろうな、という遊び心がおしゃれです。

彼女の力強さが、ジャケットの美しさと若干イメージが違ってしまうかもしれませんが、非常に良質のポップミュージックであることに疑いの余地はありません。というわけで、おすすめします。

nakaQ評価:★★★★

Natasha Bedingfield "Unwritten"
Unwritten


曲目リスト

1.These Words
2.Single
3.I'm a Bomb
4.Unwritten
5.I Bruise Easily
6.If You're Gonna...
7.Silent Movie
8.We're All Mad
9.Frogs & Princes
10.Drop Me in the Middle
11.Wild Horses

Natasha Bedingfield - UnwrittenUK試聴できます
posted by nakaQ at 23:51| Comment(0) | TrackBack(0) | Rock&Pop | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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