2008年09月23日

Jethro Tull "Songs From The Wood" (1977)

ケルトで、トラッドで、プログレッシブな傑作

一聴したところはとてもアコースティックな印象の音楽なのですが、実際はシンセサイザやエレクトリックギターも随分と活躍しており、Yesなどのプログレッシブロックとほぼ同じ志向性の作品です。一聴した際の印象はアコースティックギターの多用やフルートによるところが大きいようです。また、さりげなく変拍子っぽくなったりするところもプログレっぽくていいです。

それにしても、テーマからして森の音楽というくらいですから、まさにケルトトラッドな世界が展開されています。最もケルトっぽいのは'The Whistler'だと思うのですが、ケルト舞踏そのもののダイナミズムに溢れており、とてもよいと思います。特に初期のThe Corrsにはもろケルト舞踏な曲がありますが、全く同様のイメージです。

'Cup Of Wonder'も明快なリズム感を持った、ノリのよい曲です。曲調も明るく、名曲の続くこの作品の中でもとても好きな曲です。

続く'Hunting Girl'はマイナーな曲調ですが、ロックを感じさせる曲で、この曲もとても好きです。フランジャーで強烈なモジュレーションをかけたギターが効果的です。

'Pibroch(Cup In Hand)'は冒頭・曲末尾のギターソロがちょっと重苦しく感じますが、同時にロックっぽい重厚さに溢れています。組曲的に長い曲になっており、この作品の大きな山場を形成します。

nakaQ評価:★★★★★

Jethro Tull "Songs from the Wood"
Songs from the Wood

曲目リスト

1. Songs From The Wood
2. Jack In The Green
3. Cup Of Wonder
4. Hunting Girl
5. Ring Out Solstice Bells
6. Velvet Green
7. Whistler
8. Pibroch (Cap In Hand)
9. Fire At Midnight
10. Beltane
11. Velvet Green (Live)
posted by nakaQ at 23:48| Comment(0) | TrackBack(0) | Rock&Pop | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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