"Ágætis Byrjun"では妖精の胎児だったCDジャケットが、この"Takk..."では普通の少年の姿になっていますが、内容もよりナチュラルでアコースティックな音色が印象的な作品に仕上がっています。
'Glosoli'はこのアルバムでも特に美しいメロディとサウンドを持ち、曲構成的にも徐々にラウドに、感動的に展開する代表曲です。ラウドさを増すサウンドはBowingによるギターが実にうまく使われており、終曲に近づくにつれディストーションを伴って叫びを上げ、最後には単なる歪でしかなくなりますが、しかし美しい。ノイズ的な音響が深い感動を呼ぶ、すばらしい例と思います。
続く'Hoppipolla'はピアノとチャイムの音がとても美しいのですが、リズムが力強くしっかりと刻まれ、ストリングスやホーンも確固とした存在感を示し、曲を形成します。
'Gong'は哀愁を感じさせるメロディにやや深めのエコーで、この作品の中でもダークな曲調を持った曲です。ダークであると同時にロックっぽさも合わせ持った、魅力的なトラックです。
nakaQ評価:★★★★
Sigur Ros "Takk…"

曲目リスト
1. Takk
2. Glosoli
3. Hoppipolla
4. Meo Blodnasir
5. Se Lest
6. Saeglopur
7. Milano
8. Gong
9. Andvari
10. Svo Hljott
11. Heysatan








