2011年09月18日

Lady Gaga "The Fame" (2009)

Lady Gagaのデビュー盤

Lady Gagaのこの作品も発表された当時にもレコード店で視聴したのですが、あまりピンと来ませんでした。ネーミングからしてQueenの'Radio Gaga'を思わせて妙なシャレに感じられましたし(実際名前の由来はこの曲から採ったようですが)アメリカ音楽業界がポップスターを登場させてきたように感じたからです。実際にはLady Gagaは単なるポップスターではなく、才能に溢れたアーティストで、実力はその後の快進撃が証明している通りです。

このアルバムの前半はユーロポップ調のダンス曲になっています。'Let's Dance'はダンスビートはバネが効いてよいものの曲としてはやや類型的なイメージですが、全世界でヒットし未だにLady Gagaの代表曲になっている'Poker Face'はサビのメロディーが素晴らしく傑出した出来栄えです。サビ以外の部分では低音でブツブツとつぶやくラップですが、この曲以外ではあまりラップっぽい曲はなく、この人が基本的にメロディーを重視するタイプの音楽家であることを示しています。

'Eh, Eh (Nothing Else I Can Say)'は打ち込み色の強いダンス曲ですが、開放的で楽しい曲です。

nakaQはどちらかと言うと後半のロック・ポップ調の曲のほうがこの人の持ち味が現れていると思い、好きです。特に'Brown Eyes'とか、中期のThe Beatlesを思わせるメロディなりカッティングギターがとてもよいです。

この人の場合もプロモビデオがいいので、DVD付きの日本盤「デラックス・エディション」をお勧めします。

nakaQ評価:★★★★

ザ・フェイム-デラックス・エディション-(DVD付)
ザ・フェイム-デラックス・エディション-(DVD付)

The Fame - Lady GaGa

ディスク:1

1. ジャスト・ダンス feat.コルビー・オドニス
2. ラヴゲーム
3. パパラッチ
4. ポーカー・フェイス
5. アイ・ライク・イット・ラフ
6. エイ、エイ(ナッシング・エルス・アイ・キャン・セイ)
7. スターストラック feat.スペース・カウボーイ&フロー・ライダー
8. ビューティフル、ダーティー、リッチ
9. ザ・フェイム
10. マニー・ハニー
11. ボーイズ・ボーイズ・ボーイズ
12. ペーパー・ギャングスタ
13. ブラウン・アイズ
14. サマーボーイ
15. ディスコ・ヘヴン (日本盤ボーナス・トラック)
16. アゲイン・アゲイン (日本盤ボーナス・トラック)
17. レトロ・ダンス・フリーク (日本盤ボーナス・トラック)

ディスク:2

1. ジャスト・ダンス feat.コルビー・オドニス (ミュージック・ビデオ)
2. ポーカー・フェイス (ミュージック・ビデオ)
3. エイ、エイ(ナッシング・エルス・アイ・キャン・セイ) (ミュージック・ビデオ)
4. ラヴゲーム (ミュージック・ビデオ)
5. パパラッチ (ミュージック・ビデオ)

Just Dance
Just Dance

Poker Face
Poker Face

Eh Eh (Nothing Else I Can Say)
Eh Eh (Nothing Else I Can Say)
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2011年09月04日

谷村奈南 "NANA BEST" (2011)

谷村奈南のデビューにしてベストアルバム

谷村奈南の待望のアルバムで、これまでのシングルの集大成でもあり、とても充実した仕上がりになっています。プロモビデオ集のDVDが付いているのもとてもよく、これはマストです。

アルバム冒頭の'Again'は谷村奈南のデビュー曲です。確かな歌唱力で聴かせるすばらしいバラードです。この人はバラード系が特によく、'Ooh・・・'とか'If I'm not the one'とかがすごくよい。もっと普通のポップ調にはなりますが、'MY WAY'も爽やかな余韻を残す素敵な曲です。

'SEXY SENORITA'は彼女のラテンダンス曲の代表作です。谷村奈南のこれまでのレパートリーのメインはアップテンポのダンス曲ですが、なぜか声量が少なく感じられる曲が多くてちょっと残念です。この曲はそんな弱点を補強するためにボーカルを奈南コーラス仕立てにしたのが奏功してパンチのある曲に仕上がっています。'JUNGLE DANCE'とかもラテンダンス曲で、プロモがやはりこの人らしさが溢れていいです。砂浜で踊るプロモをフィーチャーした'every-body'はポップ調ダンス曲で、彼女の屈託のない笑顔がサイコーです。

またハードロック系の曲が意外に合っていて'FAR AWAY','Believe You','Make It Numb'とか、良い出来です。ハードロック系とは言っても奈南の歌はやはりふわっとしていて、バックバンドもうるさくはないので聞きやすく仕上がっています。

女子大生の肩書きを卒業し、今後どんな活躍を見せるのか楽しみです。やっぱりフルアルバムをリリースしたかというのは音楽人にとっては大きな評価の分かれ目で、このアルバムを機にドーンと来てほしいです。nakaQみたく、Foxxi misQの2ndを切望しながら結局リリースされずにがっかりした向きにはこのアルバムは特におすすめです。

nakaQ評価:★★★★

NANA BEST (DVD付)
NANA BEST (DVD付)
NANA BEST - 谷村奈南

ディスク:1 (CD)

1. Again [Album Version]
2. Say Good-bye [Album Version]
3. Ooh... [Album Version]
4. JUNGLE DANCE
5. Place of love [Album Version]
6. SEXY SENORITA
7. If I’m not the one
8. Crazy For You
9. every-body
10. GIRLS WANNA BE
11. FAR AWAY
12. Believe you
13. TOXIC
14. CIRCUS WORLD
15. Make It Numb
16. If I’m not the one [English Version]
17. MY WAY
18. GIMME MO
19. Innocent

ディスク:2 (DVD)

1. Again
2. Say Good-bye
3. JUNGLE DANCE
4. SEXY SENORITA
5. If I’m not the one
6. Crazy For You
7. every-body
8. FAR AWAY
9. Believe you
10. TOXIC
11. CIRCUS WORLD
12. MY WAY
13. GIMME MO

『40Pフォトブック/特典トレーディングカード10種付』NANA BEST(初回限定生産盤)(DVD付)
『40Pフォトブック/特典トレーディングカード10種付』NANA BEST(初回限定生産盤)(DVD付)

JUNGLE DANCE(DVD付)
JUNGLE DANCE(DVD付)
JUNGLE DANCE - EP - 谷村奈南

every-body(DVD付)(ジャケットA)
every-body(DVD付)(ジャケットA)
every-body - EP - 谷村奈南

SEXY SENORITA/If I’m not the one(DVD付)
SEXY SENORITA/If I’m not the one(DVD付)
If I'm not the one / SEXY SENORITA - EP - 谷村奈南
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2011年02月21日

Al Di Meola "Land Of The Midnight Sun" (1976)

速弾きと音楽への情熱があふれた初リーダー作

Al Di Meolaの初リーダー作です。初リーダー作として、こんなアルバムが作りたかったという思いがひしひしと伝わってくる出来です。ギターの音色が、ディストーションが軽めでフレージングがクリアに聴こえるのがnakaQ的にはポイント高いです。

中でも冒頭'The Wizard'はAlの凄まじい速弾きが炸裂するかっこいい曲です。マイナーな曲調もラテンロック風味でよいです。"Elegant Gypsy"の'Race With Devil On Spanish Highway'に通じる曲調でいかにもAlらしい曲と思っていましたら、作曲はPercussionのMingo Lewisで、びっくり。この曲ではKeyboardも担当しています。

タイトルナンバーの’Land Of The Midnight Sun’は軽めの曲調にAlの速弾き、Barry Milesのシンセサイザが絡む曲です。このBarry MilesのシンセサイザがJan Hammerばりでとてもよい感じです。

'Suite-Golden Dawn'はファンクベースにラテンパーカッションがからむラテンファンクといった趣の組曲です。この曲は終盤近くになってリズムセクションによるリフ合奏になった後Barry Milesのシンセサイザソロが入るのですが、このソロのフレーズ、音色がかっこよくて好きです。ベースはJaco Pastoriusで、ファンクのうねるグルーブを引き出すナイスプレイです。Alもこんなにかっこいいファンクを書くんだと改めて感心しました。

超速弾ギタリストとしての評価をほしいままにしたAlですが、速く弾くことに飽きたのかそれほど速弾きしていない作品もありますので、とにかく速いAlが聴きたいという方にはこの作品や次のソロアルバム"Elegant Gypsy"をお勧めします。

nakaQ評価:★★★★★

Al Di Meola "Land of the Midnight Sun"
Land of the Midnight Sun

曲目リスト

1. The Wizard
2. Land of the Midnight Sun
3. Sarabande from Violin Sonata in B Minor
4. Love Theme from "Pictures of the Sea"
5. Suite-Golden Dawn
a. Morning Fire
b. Calmer of the Tempests
c. From Ocean to the Clouds
6. Short Tales of the Black Forest
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2010年12月18日

Utopia "Adventures in Utopia" (1990)

AOR風味のUtopia

前作"Oops! Wrong Planet"からポップになっていたUtopiaですが、このアルバムは本当にポップです。曲名にも使われている、当時のNew Waveシーンを意識したものかも知れませんが、New Waveというより70年代のAOR(Adult Oriented Rock)という言葉を思い出させる仕上がりです。

シングルヒットもしたという'Set Me Free'など、ポップさが際立っています。ベースを担当しているKasim Sultonがリードボーカルをとっていますが、コーラスはモノラルっぽいというか一発撮り的な印象で、これ以前のToddプロデュースのアルバムでコーラスをこんな風に音場処理した例はあまり知りません。これも当時のはやりでしょうか。キーボードは70年代AOR風味で、いい感じです。ホーンセクションの起用も、曲にパンチを効かせるのに効果的です。

とっちらかった印象もありますが'Shot in the Dark'もとても好きな曲です。なんだか爆発的なパワーと不思議レトロなメロディが素敵な一風変わった曲に仕上がっています。

キラキラした音色のシンセサイザとコーラスのみで奏でられる'Love Alone'はとてもロマンチックで、綺麗な1曲です。この曲もKasim Sultonがリードボーカルをとっており、コーラスが本当に素晴らしいです。

他にもディスコベースが唸る'Rock Love'とか、前作"Oops! Wrong Planet"での崇高な音世界からするとちょっと「?」な印象はあるものの聴き所は多く、ポップでありながら一級のクオリティを持った作品と思います。

nakaQ評価:★★★★

Utopia "Adventures in Utopia"
Adventures in Utopia

Adventures In Utopia +1 (アドヴェンチャーズ・イン・ユートピア+1) - Utopia

曲目リスト

1. The Road To Utopia
2. You Make Me Crazy
3. Second Nature
4. Set Me Free
5. Caravan
6. Last Of The New Wave Riders
7. Shot In The Dark
8. The Very Last Time
9. Love Alone
10. Rock Love
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2010年12月11日

Utopia "Oops! Wrong Planet" (1977)

キリスト教的世界観をコンセプトにしたポップ・プログレ名盤

本作までのUtopiaはとてもプログレっぽかったのですが、この作品からぐっとポップになっています。ポップとは言っても'Trapped'や'Martyr''Marriage of Heaven and Hell'など、キリスト教的世界観がテーマになっており、ポップ・プログレというべき作品と思います。

当時脂の乗り切ったTodd Rundgren, Roger Powell, Kasim Sulton, John Wilcoxのメンバーが作り上げたこの作品は各曲の出来がよく、Rock名盤と呼べるクオリティです。更にToddのギター、Rogerのシンセサイザがとても力強く素晴らしい演奏です。

冒頭'Trapped'はクラシカルなフレーズのシンセサイザのイントロが衝撃的です。Roger大活躍。プログレッシブ・ロック然とした導入から一転ハードなロックになりますが、このあたりの展開も劇的でかっこいいです。リードボーカルはKasimとToddがとっています。Toddの歌声は当然好きなのですが、Kasimの歌声は更に澄んでいて、美声だと思います。

次の'Windows'もRogerがボーカルを担当し大活躍ですが、ソウルっぽい曲進行がとても魅力的で、未来っぽい雰囲気を醸します。Rogerのシンセサイザのソロ、フィルインが鋭く決まり、とてもよい感じです。ところで、'Windows'というと思い出すのはMicrosoftのOSですが、この曲の歌詞には'The web of life connects each of us to the other'というフレーズがあり、今日のWebを示唆する内容になっています。MicrosoftのOSにWindowsという名称を付けることに決めた人(Bill Gates?)に、この曲に触発されたのか尋ねたい気持ちです。さらにRogerに、上のフレーズが今日のWebをイメージしたものか、確認したくも思います。

この作品ではToddがMustangによるハーフトーンを他用していることも大きな特徴です。Johnがボーカルをとる'Crazy Lady Blue'でのソロは特に素晴らしく、クリアなトーンで繊細なフレージングが決まります。'Abandon City'でのソロもハーフトーンのアタックが強くクリアな音色をうまく活用した素晴らしいものです。

他、'The Marriage of Heaven and Hell'でのコーラスが音に変化していくサウンドワークや感動的な'Love is the Answer'など聴き所が多く、nakaQとしてとても好きなアルバムです。

nakaQ評価:★★★★★

Utopia "Oops! Wrong Planet"
Oops Wrong Planet

Oops! Wrong Planet + 1 (悪夢の惑星+1) - Utopia

曲目リスト

1. Trapped
2. Windows
3. Love In Action
4. Crazy Lady Blue
5. Back On The Street
6. The Marriage Of Heaven And Hell
7. The Martyr
8. Abandon City
9. Gangrene
10. My Angel
11. Rape Of The Young
12. Love Is The Answer
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2010年10月17日

福原美穂 "RAINBOW" (2009)

正統派R&Bアーティストのデビューアルバム

きりっと正面を向いたジャケットが激しく違和感を感じさせます。福原美穂というとにっこりと大きな口を開けて歌う姿がトレードマークかと思うのですが、このジャケットは全然そんな雰囲気はありません。別人のように見えたりするのですが、おそらくそれが彼女自身も狙ったことで、次作以降はもっとコマーシャルな方向に行くでしょうから、このアルバムでは素の自分を出そうとしたのではないでしょうか。

プロデュースも福原美穂自身が手掛けており、日本人離れした歌唱はもちろんのこと音楽的にもとても素晴らしい出来です。1曲名'CHANGE'ははじめて2 SOULと演った曲ということですが、からっとしたロック感がステキな曲です。この曲ではリードギターソロが好きですね。分厚い福原美穂コーラスもかっこいい。nakaQはDVD付きの初回限定盤を入手したのですが、この曲のプロモはアメリカでロケしたと思われる美しい出来です。

美しいプロモといえば、'優しい赤'もとても美しい映像です。曲としてもこのアルバムのベストトラックでしょう。北海道を出て上京する心情を歌った曲ですが、こんな旅立ちがあったからこそこの不世出のR&Bシンガーがデビューできたのですね。ドライブするベースが好きです。

スローな曲での丁寧な歌唱も素敵なのですが、やっぱりアップテンポな曲での弾ける歌声が彼女らしくて、その意味で3曲目'Lose Control'がとても楽しい出来です。特に「株価が落ちて市長さんドゥビドゥビダッター」なんてフレーズはどこから浮かんできたのでしょうか。

日本人離れしたエモーショナルな歌唱を聞かせる彼女ですが、プロモでの表情もとてもエモーショナルで少し怖かったりします。が、とても美形であることには違いありませんので、例によってジャケットをたくさん貼っておきます。セクシーさだけで勝負するのではなく、高い実力・音楽性を持っているといった意味で、日本版Alicia Keysといった趣です。

nakaQ評価:★★★★★

福原美穂 "RAINBOW"
RAINBOW

福原美穂 "RAINBOW"(初回生産限定盤)(DVD付)


曲目リスト

ディスク:1

1. CHANGE
2. ANYMORE
3. Lose Control
4. 雪の光
5. Everybody Needs Someone
6. ON TOP OF THE WORLD
7. ひまわり
8. LOVE ~winter song~ (album version)
9. Getting There
10. ドリーマー
11. ICE & FIRE
12. 優しい赤

ディスク:2(初回限定盤のみ)

1. MUSIC CLIPS::CHANGE
2. MUSIC CLIPS::ひまわり
3. MUSIC CLIPS::優しい赤
4. MUSIC CLIPS::LOVE ~winter song~
5. MUSIC CLIPS::雪の光
6. SPECIAL MOVIE::ショートフィルム「優しい赤」

福原美穂 "CHANGE"
CHANGE

福原美穂 「優しい赤」
優しい赤

福原美穂 「ひまわり」
ひまわり

福原美穂 "LOVE~winter song~"
LOVE~winter song~
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2010年07月18日

Super Furry Animals "Dark Days, Light Years" (2009)

音楽好きのおっさんたちによる極上のポップミュージック

強烈なカバーに惹かれて聴いてみましたが、実にいろいろな要素を兼ね備えたおもしろいバンドだと思いました。

1960年代を思わせるポップや、泥臭いロックがある一方でPrinceを彷彿とさせるファンクチューンがあったり、エレクトロポップな曲があったりします。全般としてはベースの低音がクリアに捉えられた重厚サウンドで、オーディオ的な興味もそそられます。

まずは映像特典になっている'The Best of Neil Diamond'がパーカッションの妙味を含めよい曲と思います。トーキングボックスによるマウスワウで何やらスペーシーな効果を上げているギターもアナクロチックで素敵。

nakaQの聴いた盤はこの曲のプロモビデオが入っているのですが、とてもおっさんたちで、まずこのバンドのメンバーを正しく知る意味でとてもよいのではと思いました。知らずに聴いているととてもイケメンのお兄さん達のバンドと思ってしまう人がいそうです。

いかにもPrince的な導入で始まり、堂々たるへヴィメタルに発展する冒頭の'Crazy Naked Girls'もすごい曲です。叫ぶギターと力強いドラムが圧巻。

'Incovenience'はこのアルバムの中でもとてもRockっぽいかっこいい曲です。

冒頭に書いたように、このアルバムはジャケットのインパクトが大きいのですが、Amazonの画像データベースに2種類登録されていますのでどちらも載せておきます。

nakaQ評価:★★★★

Super Furry Aminals "Dark Days / Light Years"
ダーク・デイズ/ライト・イヤーズ

曲目リスト

1. Crazy Naked Girls.
2. Mt.
3. Moped Eyes.
4. Inaugural Trams.
5. Inconvenience.
6. Cardiff In The Sun.
7. The Very Best Of Neil Diamond.
8. Helium Hearts.
9. White Socks / Flip Flops.
10. Where Do You Wanna Go?
11. Lliwiau Llachar.
12. Pric

Super Furry Animals "Dark Days / Light Years"
Dark Days / Light Years

Dark
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2010年03月10日

YU-A "You Are My Love" (2009)

ソロで真価を発揮したYU-Aのデビュー作

Foxxi misQのYU-Aのソロデビュー作です。

nakaQ、Foxxi misQ時代からYU-Aは大好きですが、ソロアルバムとなると一抹の不安がありました。かわいさで圧倒的な存在感を示していましたが、DEMやCHiEの歌い方がとても素直で、YU-Aは個性が強すぎるように感じていたからです。でもこの作品は各楽曲の出来がとてもよく、YU-Aの歌唱も素晴らしいものに仕上がっています。

「逢いたい・・・」「嫌いになれたら」「Time goes by」「夕日」の4曲はどちらかというと静かな曲調のポップスで、打ち込み命のFace 2 fAKEプロディースのFoxxi misQにはなかったタイプの生演奏曲ですが、YU-Aがソロで歌うとすごくいい。nakaQは「夕日」がとても好きなのですが、YU-Aの良い面を引き出していると思います。すごく前向きにがんばろう、という気にさせてくれる曲です。

「シンデレラ」から「悲しい涙」まではFoxxi misQ路線のダンサブルナンバーです。中でも「Oh Yeah!!」はアルバム中最高のダイナマイトチューンですが、当然良いです。nakaQとしてはまたこんなカッコイイ曲で踊るYU-Aを見たく思います。「Time After Time」もいいです。Cyndi Lauperの原曲も好きなのですが、原曲のテイストを壊すことなくダンサブルに仕上がっており、とてもよい出来です。

「願い」から「the Love Bug」までは客演曲集というかfeat. YU-Aな曲ですが、いずれもYU-Aの歌が光るよい曲です。nakaQは「the Love Bug」がリズミックで、ボーカルエフェクトもコケットに決まっていて好きです。

思った以上の歌を聴かせてくれたYU-Aですが、このアルバムでは「Time goes by」以外のオリジナル曲や「Time After Time」の日本語詞を作詞していて、とてもよい出来でびっくりしました。YU-Aのアーティスティックな面をうまく引き出した一枚といってよいと思います。

nakaQ評価:★★★★

YU-A "You Are My Love"【初回限定盤】
You Are My Love【初回限定盤】

曲目リスト

1. 逢いたい…
2. 嫌いになれたら
3. Time goes by
4. シンデレラ
5. 大好きだから
6. Startline
7. Ah Yeah!!
8. Time After Time
9. 悲しい涙
10. 夕日
11. 願 feat.YU-A
12. 君がくれたもの feat.YU-A
13. the Love Bug〜YU-A de m-flo〜

YU-A "You Are My Love"【通常盤】
You Are My Love【通常盤】

YU-A - 逢いたい・・・ - Single - 逢いたい・・・YU-A 逢いたい・・・
YU-A - m-flo TRIBUTE ~maison de m-flo~ - the Love Bug~maison de m-flo~YU-A - m-flo TRIBUTE ~maison de m-flo~

YU-A  そばにいて、すぐ消えて。
そばにいて、すぐ消えて。
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2010年02月15日

Return To Forever "Returns Live at Montreux 2008" (2009)

第2期Return To Foreverの再結成ライブ

Return To ForeverはnakaQにとっては特別なグループです。特に"The Complete Concert"はnakaQがJazz/Fusionに入門したアルバムであり、出来栄え的にもいまだに最高に好きなアルバムです。1970年代のFusionの到達点であり、Chick Coreaの到達点と言ってよいかと思います。

"The Complete Concert"
は最終的にビッグバンド形態になったReturn To Foreverのとしてのライブアルバムでしたが、"Where Have I Known You Before"でロックバンド形態の演奏を聴いて、特にAl Di Meolaが加わったグループでのライブが出ないものか、とずっと思っておりました。

このライブの曲目では、まずは"Where Have I Known You Before"からの'Valcun Worlds'がよいです。冒頭のチャイムのフレーズは陳腐すぎるのですが、今回の演奏ではAlが適当にアレンジしてひどく陳腐には聴こえないようにしています。途中、Chickのソロが原曲にはなかったとてもブルージーな展開になるのですが、このあたりを含め、AlやStanleyのソロも期待を裏切らないよい出来と思います。

同じく"Where Have I Known You Before"からの'Song To The Pharaoh Kings'も、原曲もとても好きな曲でしたが、このライブでの演奏もとてもよいです。スタジオ録音の原曲では本当に計算されつくした曲展開で大きな盛り上がりを見せるのですが、この演奏はそこまではカチッとしていなくて、ライブ演奏らしいラフさがあります。Alのギターもすさまじく速いけれど、原曲ほどの構成美はないのですが、さすがにすばらしいソロです。

このアルバムでは同名のアルバムのタイトル曲'Romantic Warrior'がStanleyやLennyのソロを交え、最大の長さを誇る曲に仕上がっています。長さだけでなく、今やミドルの域も超えようかという彼らの円熟した境地が聴けるすばらしい演奏です。この曲がライブとしても終曲になっていたようですが、ロックバンド形態のReturn To Foreverとしてもこの境地を到達点として解散し、Chickはビッグバンド形態に移行させたのではないかといった感慨も抱かせられました。

nakaQはDVD版を購入したのですが、"Romantic Warrior"からの'The Duel of the Jester and the Tyrant"がボーナストラックとして収録されています。この曲はオリジナルのスタジオ録音では曲展開がなんともちぐはぐに感じ好きでなかったのですが、このライブ演奏はライブとしてのラフさもあり、それがよい方向に出て見直させられました。

nakaQとしては"The Complete Concert"を超えたかがひとつの大きな興味だったのですが、今のところ"The Complete Concert"のほうが構成がタイトで、出来はよいと思います。が、この作品も30年余りの年月を経て当時のままの素晴らしい演奏が展開されており、生涯の宝物の1作となることは間違いないと思います。

nakaQ評価:★★★★★

Return To Forever "Returns Live at Montreux 2008" (Btrs Dol Dts) [DVD] [Import]
Live at Montreux 2008 (Btrs Dol Dts) [DVD] [Import]

曲目リスト

1. Introduction
2. Hymn of the Seventh Galaxy
3. Vulcan Worlds
4. Sorceress
5. Song to the Pharaoh Kings
6. Al's Solo: Children's Song #3/Milonga del Angel/Falacci Improv
7. No Mystery
8. Chick's Solo: 88 + 10 A/Alice in Wonderland/88 + 1
9. Romantic Warrior
10. Bayo de Negro-Stanley's Solo
11. Lineage-Lenny's Solo
12. Romantic Warrior Continued
13. Lineage-Lenny's Solo
14. Al's Solo: Passion Grace & Fire/Mediterranean Sundance/Caf 1930/Spain
15. Friendship-Chick's Solo
16. Bayo de Negro
17. Duel of the Jester & The Tyrant

Return To Forever "Returns Live at Montreux 2008" (Btrs Dol Dts) [Blu-ray] [Import]
Live at Montreux 2008 (Btrs Dol Dts) [Blu-ray] [Import]

Return To Forever "Returns"
Returns

Return to Forever - Returns - Hymn of the Seventh Galaxy
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2009年12月19日

Fergie "The Dutchess" (2008)

Fergieの様々な面を見せるソロアルバム

Fergieがソロ・アーティストとしての地位を確立したソロデビュー作です。

The Black Eyed Peasの一方の顔でもあるFergieなので、will.i.amもずいぶんと気合の入った仕事をしています。具体的には、前半はThe Black Eyed Peasと同様のHip Hop路線ですが、後半になるにつれ、(nakaQはおそらくそうなんだと思うのですが、)Fergie本来の歌路線になります。

'Fergalicious'は刺激的なリズムトラックにFergieのコケティッシュな歌声が乗る軽快なナンバーで、プロモビデオの出来栄えといいこのアルバムを代表する曲です。

'London Bridge'も重いリズムに、こちらは少しけだるいFergieの声が乗ります。典型的なHip Hopナンバーで、こちらもFergieのコケティッシュな魅力が全開です。

'Big Girls Don't Cry'や'Finally'はWild Orchidで素晴らしい歌唱力を披露してくれていたFergieの歌が聴けるナンバーですが、特に'Finally'での歌はすばらしいです。nakaQとしてはこんなFergieがもっと聴きたいのですが、The Black Eyed Peasのwill.i.amと並ぶ顔としてこの路線でFergieが脱退してしまったりするとグループとしても困るでしょうから、難しいところでしょう。ともあれ、この作品でのFergieは、Wild Orchidほど歌いこんでおらず、いったんPopアーティストとしてのステータスを確立したといってよいでしょうか。

曲目リストの下に貼った画像リンクはDVD付の完結版で、nakaQもこの盤を購入しました。アルバムからの全プロモビデオが入っていますし、ボーナストラックとしてHeartの'Barracuda'が収録されていて、これもかなり聴き応えがありますので、おすすめします。
あとは、いつも通り、画像をたくさん貼っておきます。

nakaQ評価:★★★★★

Fergie "The Dutchess"
The Dutchess

曲目リスト

1. Fergalicious (Featuring Will.I.Am)
2. Clumsy
3. All That I Got (The Make Up Song) Featuring Will.I.Am
4. London Bridge
5. Pedestal
6. Voodoo Doll
7. Glamorous (Featuring Ludacris)
8. Here I Come
9. Velvet
10. Big Girls Don't Cry
11. Mary Jane Shoes (Featuring Rita Marley & The I-Three'S)
12. Losing My Ground
13. Finally

Fergie - The DutchessFergie "The Dutchess"

Fergie - The Dutchess (Deluxe Edition)Fergie "The Dutchess (Deluxe Edition)"

プリンセス・ファーギー:THE DUTCHESS~完結盤。(DVD付)
プリンセス・ファーギー:THE DUTCHESS~完結盤。(DVD付)

プリンセス・ファーギー:The Dutchess+3~決定盤。(期間限定特別価格)
プリンセス・ファーギー:The Dutchess+3~決定盤。(期間限定特別価格)

Big Girls Don't Cry
Big Girls Don't Cry

London Bridge
London Bridge

Clumsy
Clumsy

Fergalicious, Pt. 1
Fergalicious, Pt. 1


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